Nintendo Switch Pro(Swichiの機能強化版)の噂が出ては消え、中々任天堂の次世代機の話が出てこないが、もしかしたら今後数年は登場しない可能性がある。
任天堂の古川俊太郎代表取締役社長は経営方針説明会にて次世代機について語らなかったが、Nintendo Switchはまだライフサイクルの中間点にあり、従来のコンソールライフサイクルを超えたさらなる成長の基盤を確立していると述べている。
古川社長:次のゲーム機に関して、今日この場でお話出来ることはありません。Nintendo Switは発売から五年目となり、累計セルスルーも9,000万台を超え、ライフサイクルの中盤にあるという認識です。Nintendo Switch(有機ELモデル)の発売もあり、販売の勢いは継続していますし、遊び方やライフサイクルに合わせた3つのモデルや多彩なソフトウェアをご提案しており、従来私たちが考えていたハードウェアのライフサイクルを超えて成長する基盤はできていると考えています。
次のゲーム機に関しては、社内でいろいろと検討していますが、その投入時期やコンセプトについては、今日この場でお伝えできないことをご了承下さい。
任天堂 2022年3月期 経営方針説明会/第2四半期決算説明会 質疑応答
2017年に発売されてからもう5年目となるが、「半ば」という表現が当てはまるとなると、2027年まで任天堂は次世代機を発売しない可能性が出てくるが、実際の所はどうなのだろうか。
Nintendo Switchと共存する形で全く新しいコンセプトのゲーム機を出してくる可能性もあり得なくはないのではと個人的には考える。テレビと繋いで遊ぶ、携帯して外でも遊べるという形とは別の、そこから離れた全く新しいコンセプトのゲーム機を任天堂が開発してもおかしくはないだろう。。それこそ1990年代にバーチャルボーイという“とがりまくった”ゲーム機を開発した任天堂だ。次世代機でARゲーム機を出すのもアリかなと思ったり。
ともあれ、有機ELモデルが出たように、ちょっとした改良版でライフサイクルを伸ばしていく戦略というのは大いに考えられそうで、次世代機に関してはもうしばらく待たされそうだ。Xenoblade 3やスプラトゥーンの新作も出ることもあり、コンテンツには事欠かないだろう。
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