Tom’s HardwareのPaul Acron氏とMore than MooreのIan Cutress氏が、「Intel Innovation 2022」の開発者・プレスカンファレンスでIntelが新しいウェハを展示していることを発見した。ウェハーを見せているIntelの社員は、このシリコンに関する質問に戸惑っているようで(詳細を聞かされていない?)、発表されたチップだと考えているようだが、実際にはこれは未発表のものだった。
Innovation 2022でIntelは、最大8個のPerformanceコアと16個のEfficientコアを搭載した第13世代Core Raptor Lake-Sデスクトップシリーズを発表した。発表されたデスクトップCPUのフル構成は24コアのものとなる。しかしフロアに提示されたウェハには、34コアのRaptor Lake-Sと明記されており、明らかに未発表であることがわかる。
Intelは34コアのチップを開発していると噂されていたが、Sapphire Rapids MCCダイとして知られている。会場にあった34コアのウェハは明らかにメッシュデザインで、34コアすべてがビッグパフォーマンスタイプだとTom’s Hardwareは報じている。
Raptor Lake-Sは、Xeon Workstationシリーズのブランディングに過ぎないと単純に推測することもできるかもしれない。結局、Sapphire RapidsとRaptor Lakeは、Intel内部ではRaptorのノードを「Intel 7 Ultra」と呼んでいるものの、やはり同じIntel 7ノードを利用している。
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