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スマートコンタクトレンズの開発に取り組んでいるMojo Visionが、そのプロジェクトを中止することになった。同社は、Mojo Lensの開発中に構築したMicroLEDディスプレイ技術に「事業をピボットしてリソースを集中」させると発表した。同社のCEOであるDrew Perkins氏のブログ投稿によると、今回の措置にはリストラに伴う従業員の約75%の解雇が含まれているとのことだ。

投稿によると、Mojoがスマートコンタクトレンズの開発に取り組むための資金を調達し続けることができなかったことが、今回の変化の理由だという。「Mojoは資金調達の面で大きな困難に直面しました。世界経済の低迷、極めて厳しい資本市場、先進的なAR製品の市場の可能性がまだ実証されていないことなどが、Mojo VisionがMojo Lensの開発を継続するための追加の民間資金を見つけることができない状況を作り出しているのです。」と、Perkins氏は書いている。

2022年6月、Mojoは、Perkins CEOに装着され、電源と通信をオンボードで備えた「機能完全なプロトタイプ」を公開した。だが、消費者が実際に同社のレンズを購入できるまでには、まだかなりの時間がかかることを示唆していた。

だが、Mojoがスマートコンタクトの販売を開始できたとしても、確実な成功とは言えなかっただろう。情報オーバーレイや道案内、さらには物体の拡大表示などができるのはSFの未来のように感じられるが、実際にそれが普及するには長い時間がかかると思われる。

MojoはLensに注力するのではなく、それを支えるMicroLED技術にリソースを集中させている。同社は、製品の基盤として、14,000ppiのMicroLEDディスプレイを開発していた。「MicroLEDは、1600億ドルのディスプレイ産業全体を破壊すると考えており、当社の独自技術は、この破壊の最前線に立つものです」とPerkins氏は付け加えている。だが、MicroLEDの開発に取り組んでいる企業は、SamsungやLGなどもおり、同社にとってそれさえも、困難を伴う道である可能性もある。


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