MicrosoftのSurface PCラインナップの次期製品には、これまでにない新たなハードウェアが搭載される可能性がある。Thurrottによる報道では、すべての次世代Surfaceデバイスは、内部にNPU(Neural Processing Unit)を搭載する可能性があるとのことだ。
この情報は、ThurrottがMicrosoftのMVPプログラムのメンバーであるとされる2人の匿名の情報筋から得た物として伝えられている。Microsoftは今週、ワシントン州レドモンドの本社で年次イベント「MVPグローバルサミット」を開催する。このイベントでは、同社の今後の計画について、より多くの情報が得られる可能性がある。
Thurrottによると、MicrosoftはAIや機械学習プログラムの速度を上げるために、次期Surface PCのすべてにNPUを搭載したいと考えているとのことだ。ここ数カ月の動きを見れば分かるように、MicrosoftはOpenAIとの大々的な提携を皮切りに、BingチャットやOfficeへのAI統合など、自社サービスのほぼ全ての分野にAIを取り込むべく改革を進めている。
既に既存製品のSurface Pro 9のMicrosoft SQ 3バージョン(Qualcomm の Snapdragon 8cx Gen 3 チップセットをベースとするMicrosoft独自のチップ)にはすでにNPUが搭載されており、より多くのSurfaceデバイスにNPUが搭載されることは、決して無理な話ではないだろう。
Source
- Thurrott: Microsoft is AI-In on Hardware
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