Microsoft Edgeに内蔵されたVPN機能「Edge Secure Network」は、無料で15GBまでの通信データを安全なCloudflareのVPNを使ってやりとりでき、すでに一部のユーザーはこの機能を利用できるようになっているが、まもなく安定版チャネルで全ユーザーに展開され始める可能性がある。
EdgeのVPN「Edge Secure Network」は、サードパーティのソフトウェアや拡張機能をインストールする必要がない簡易VPNであり、ブラウジングする際にデバイスと機密データを保護することを目的としているが、従来のVPNのように、地域を異なる位置に設定することは出来ない事には注意が必要だ。
従来のVPN拡張機能やツールとは異なり、Edge Secure NetworkはCloudflareのルーティングを使用してインターネット接続を暗号化し、ハッカーのようなオンラインの脅威からデータを保護する。
この機能は1年近く前から開発されており、Edgeの安定版でようやく一部のユーザーに展開されるようになった。
Edge Secure Networkは、Googleが同社のサブスクリプションプラン「Google One」に加入するユーザーに対して提供しているようなVPNとは異なり、無料で全てのユーザーに(データ容量の制限はあるが)提供されるため、用途によっては便利な機能となるはずだ。
既に予告されているように、新たにAIによる支援機能が搭載されるEdgeは、Chromeに代わるブラウザとしてますます魅力的なものになりそうだ。
Source
- @Arnold_Beckenba
- via Bleeping Computer: Microsoft Edge’s built-in VPN support is around the corner
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