MicrosoftのWebブラウザ「Edge」は、圧倒的シェアを誇るWindows OSに標準で搭載されているにもかかわらずシェアはChromeに遠く及ばない。だがMicrosoftはより多くのユーザーを獲得しようと、Copilotを統合すると言った力技だけではなく、きめ細かな改良を続けており、実は中には先進的で便利な機能も数多い。今回Edgeはパフォーマンス最適化に重点を置いた新たな機能として、ブラウザが消費するRAMの量を制限できる新機能が追加された様だ。
X(旧Twitter)のユーザー@Leopeva64が、Edge Canaryビルドを利用中に発見した内容として、新たに「リソースの制御」コントロールセクションが見つかり、そこでは以下の2つのオプションが提供されているという:
- PCゲームの場合:PCゲームをプレイしている時のみ、RAM(メモリ)の使用量を制御する。
- 常に表示:RAM(メモリ)の使用を常に制御する。
また、このセクションの下部にはスライダーがあり、操作中またはバックグラウンドでEdgeが使用可能なRAMの最大量を手動で設定できる。ただし、RAMの消費量を制限すると、ブラウジング中にEdgeの動作が重くなるなど、Edgeに悪影響を及ぼす可能性がある。
現在のところ、RAM管理機能はEdge Canaryでのみ利用可能で、Microsoftのロールアウト戦略の一環として、一部のデバイスでのみ利用可能だ。幸い筆者も利用できたので触ってみたが、即座にこれによって特別パフォーマンスに変化が訪れると言ったことはない。この機能を利用できるかどうかは、Edge Canaryをダウンロードし、[設定] > [システムとパフォーマンス] > [パフォーマンスの管理] > [リソース制御]で確認出来る。また、この機能は現在開発中のため、正式に採用されない可能性もある。
Sources
コメントを残す