Microsoftは、Windows搭載の「付箋アプリ(Sticky Notes)」に関する「大型アップデート」を発表した。現在、OneNoteでプレビューテストが可能だ。
Microsoftによると、これはテストの第一段階に過ぎず、今後のアップデートにより、OneNoteとは別に再構築された付箋アプリを起動できるようになるとのことだ。とはいえ、現段階でもアップデートされた付箋アプリをタスクバーにピン留めしたり、新しいWin + Alt + Sショートカットでアプリを起動することはできる。
この付箋アプリの新バージョンでは、「スクリーンショット」ボタンをクリックすると、現在アクティブなウィンドウのスナップショットが自動的に撮影され、メモとして保存されるようになる。スクリーンショットには、そのスクリーンショットがどのアプリから撮影されたか、いつ撮影されたかの情報が含まれる。また、同期をオンにしている場合は、付箋が他のデバイスにもこの情報を送信してくれる。
それ以外は、付箋の機能をそのまま引き継いでいる。複数のノートを作成したり、色を変えたり、中のテキストをフォーマットしたり、Microsoftアカウントを使ってデバイス間で同期したりできる(付箋はiOSとAndroid用のOneNoteを使ってモバイルからアクセスできる)。CopilotやAIを利用した機能については触れられていないが、メモ帳にさえCopilotが組み込まれていることを考えると、恐らくそうした機能も今後は搭載される事だろう。
Microsoftによると、新しい付箋アプリは現在、Microsoft 365 Insiderにプレビューで展開されている。このアプリにアクセスするには、OneNote for Windowsのバージョン2402、ビルド番号17328.20000以降が必要だ。これは段階的なロールアウトであるため、ユーザーによっては他のユーザーより少し遅れて入手できる可能性がある。
Source
- Microsoft 365 Insider: Introducing the new Sticky Notes app for Windows
- via XDA Developers: The new Windows Sticky Notes app lets you use your screenshots as memos
コメントを残す