近年、Microsoftは世界各地に新しいデータセンターを開設するだけでなく、System Center 2022などのツールのリリースを通じて、データセンターの管理体験をさらに向上させることを目指している。
そして今回、Microsoftは、革新的なデータセンターへのコミットメントを示すために、データセンターの効率を向上させることを目的としたさまざまな形態のハードウェアおよびソフトウェアの開発を専門とするカリフォルニア州の企業、Fungibleを買収した事を発表した。
Fungibleのチームは、プレスリリースの中で、この動きに関連して次のように希望を表明しています。
「私たちは、Fungibleのビジョンを共有し、Fungible DPUとソフトウェアを活用してストレージとネットワークの提供を強化する企業の一員になることを誇りに思います。この7年間、献身的に働いてくれた忠実な従業員、そして私たちの技術を信じサポートしてくれた顧客、パートナー、投資家に感謝したいと思います。」
Fungibleは2016年にデータ処理ユニット(DPU)を開発し、スケールアウトデータセンターのサーバーノード内のデータ中心業務の計算効率を向上させることに焦点を当てていた。Microsoftは、DPUメーカーの歩みを通じて行われた改善により、Fungibleのチームが、Microsoft自身のインフラストラクチャーエンジニアリングチームとともに、データセンターのインフラストラクチャーを革新し、ネットワークとストレージのパフォーマンスを確実に向上させることができると考えている。
セキュリティ、信頼性、拡張性は、Microsoftが長期的にデータセンター・イノベーションを重視した投資ポートフォリオを追加していく上で、引き続き重要な焦点となるだろう。
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