Metaは、OpenGLやVulkanからAppleのMetalまで、ネイティブグラフィックスAPIの上で動作する単一の低レベルインターフェースを提供する新しいクロスプラットフォームライブラリである「Intermediate Graphics Library(IGL)」を発表した。
IGLは、共通のGPU機能を低レベルのクロスプラットフォーム・インターフェイスにカプセル化し、Direct3D以外のすべての主要なグラフィックス・バックエンドで動作することを目指している。Metal 2+、OpenGL 2.x、OpenGL 3.1+、OpenGL ES 2.0+、Vulkan 1.1+、WebGL 2.0がサポートされ、プラットフォームはmacOS、iOSからWindows、Android、Linuxまで多岐にわたる。MetaはIGLライブラリのコードをMITライセンスで公開している。
Metaは、ゲームから3Dモデリング・アプリケーションまで、幅広いソフトウェアに中間グラフィックス・ライブラリが使用されることを期待している。Metaのエンジニアは本日、Khronos.orgでIGLとKhronosの業界標準APIをサポートする取り組みについて発表した。
IGLのソースコードとドキュメントはFacebookのGitHubから入手できる。
Source
コメントを残す