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MetaのCEOであるMark Zuckerberg氏は、自身のFacebookでProject Cambriaを試用している様子を公開している。またMetaは5月13日、開発者がQuestでARエクスペリエンスを作成するのに役立つ「Presence Platform」テクノロジーの概要を説明する新しいビデオをリリースし、その中で、同社はProject Cambriaフルカラーパススルー機能が実機で動作している様子を公開している。

Metaは来週、Quest VRヘッドセット用の新しいSDKをリリースする。これにより、開発者は現実世界の環境をVRアプリやゲームに簡単に組み込むことができるようになる。これは、複合現実(Mixed Reality:MR)をMetaのVRヘッドセットにもたらすための第一歩となる。

同社が正式に発表した新しいQuest SDKを使用すると、開発者は「Presence Platform」と呼ばれるものにアクセスできるようになる。これはVRをより自然に感じさせるためのツールセットだ。「Presence Platform」には、音声と手の対話、およびビデオパススルーに関連する多くの機能が含まれる。

動画は「Presence Platform」の概要を紹介する物だ。この中で、これまでのMeta Quest 2で採用されていた白黒の世界が、Project Cambriaのカラーパススルー機能によって全く異なる映像体験を提供することに対して、体験者が驚きをあらわにする様子が映されている。

Project Cambriaのカラーパススルーは、一般的なVRヘッドセットのように物理的な世界から隔離されるのではなく、自分のリビングルームを背景とした拡張現実の体験を可能にしている。

また、合わせてMeta CEOのMark Zuckerberg氏が実際にProject Cambriaを着用して「The World Beyond」と呼ばれるアプリを試している様子を撮影したFacebookビデオも公開されている。

Schell Gamesは、「I Expect You to Die」のようなAR体験をMetaのPresence Platformで開発しているが、今回Zuckerberg氏に取材を行っている。Zuckerberg氏はSchell Gamesとの取材の中で、ヘッドセットの各種センサーについて少し話をしている。その中には、カラーパススルー体験を可能にする高解像度の外向きカメラや、部屋のトラッキングの精度向上と空間的アンカーの確立に役立つ深度センサーなどが含まれていると、Zuckerberg氏は述べている。

Meta Quest 2のモノクロパススルーで、自分がどこに向かっているのかはわかりますが、実際にフルカラーになると、よりエキサイティングになります。特に、オブジェクトが混ざり合っているときは、よりリアルに感じられます。何が現実で何が現実でないのかわからなくなり、ヘッドセットを外して、そこに何があって何がないのか確認しなければならなくなるのです。

Schell Games

Schellとのチャットの中で、Zuckerberg氏はProject Cambriaを 「Quest 2よりもややタイトなフォームファクター」と表現している。ゲームとフィットネスに焦点を当てて開発をされているようだが、Zuckerberg氏は、このヘッドセットは仕事もターゲットにしており、生産性、他のヘッドセットユーザーとの共同制作、バーチャルでミーティングをするのに適していると述べている。

まだ、正確な発売情報はない。Metaに確認したところ、Project Cambriaの価格は800ドルより「かなり高い」と言われており、開発者やプロシューマー向けという位置づけになりそうだ。最近の報道では、MetaはCambriaを9月にリリースし、2024年までにさらに3つのVRヘッドセットをリリースするとされている。


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