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LG Displayは、伸ばしたり、ねじったり、折ったりできる高解像度ディスプレイを初めて公開した。

今回公開された試作機は、コンタクトレンズに使われるシリコンを使って、フレキシブルなフィルム状の基板を作り、光源としてマイクロLEDを用いた12インチディスプレイだ。解像度は多くのモニターやテレビと同程度の100ピクセル/インチ(ppi)で、RGBのフルカラーで表示する。

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40マイクロメートル以下のマイクロLEDがバネのような回路を覆っているため、スクリーンは永久に歪むことなく、ねじれたり伸びたりすることができると言う。

マイクロLEDの利用によって、有機ELなど競合するディスプレイ技術よりも消費電力が少なく、色も鮮やかになる可能性が高い。

材質としては、硬い本のカバーやテーブルクロスのような、重いプラスチック製の包みのようなもののようだ。

「皮膚、衣類、家具、自動車、航空機などの曲面に簡単に取り付けられるこのユニークなイノベーションは、ファッション、ウェアラブル、モビリティ、ゲームなど様々な産業におけるディスプレイの可能性を広げます」とLG Dispalyは説明する。ただし、LGは、シャツに貼ったスクリーンをどのように洗濯するか、あるいはディスプレイをどのように皮膚に貼り付けるかについての計画については、具体的に述べていない。

気になるところは、100ppiという解像度の低さだろうか。iPad Proなどは264ppiと倍以上となり、そういった高画質なデバイスの表示をイメージすると肩透かしを食らうだろう。LGの伸縮自在のスクリーンは、現状スマートフォンやタブレット、テレビには向かないが、デジタルサイネージなど、あまり立ち止まってゆっくり見る物では内部分で威力を発揮する事になりそうだ。円柱の柱などに巻いて使う事などが想定される。

「ディスプレイのフリーフォームの性質は、既存の折り畳み式とロール式の技術を上回る最先端のソリューションを提供しています。」と同社は述べている。

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