LGがレトロデザインの一風変わったプロジェクター「CineBeam Qube」(型番:HU710PB)を発表した。正式な発表は1月初旬のCES 2024で行われるが、いち早く自社サイトにて外観を披露してくれている。
このCineBeam Qubeの特徴は、なんと言ってもその外観だろう。一般的にプロジェクターはやはり目立つ存在だ。存在感だけでなく、その見た目もインテリアの中で浮いてしまうため、ポータブルプロジェクターは大体が未使用時はしまっておくことが多いだろう。だが、CineBeam Qubeはそうした状況を変えてくれる。ご覧のように、積極的に飾っておきたくなるような、インテリアに調和する特徴的なデザインを備えている。
側面にハンドルが付いていることからもお分かりのように、CineBeam Qubeは携帯性を考慮してデザインされている。重量は1.49kg、サイズは135mm x 135mmの正方形、幅は80mmと小型だ。LGはこれを「入手可能なプロジェクターの中で最小の1つ」と述べている。
スペックも申し分ない。RGBレーザー光源により、対角120インチまでの4K映像を投射する。LGはここで450,000:1のコントラスト比とDCI-P3色域の154%を誇り、HDR 10もサポートしている。しかし、明るさは500ANSIルーメンと少し物足りない。そのため、明るい部屋でQubeを検討する場合は、その点に留意する必要がある。
Qubeはまた、投射比が1.2であるため、120インチの画像サイズをフルに表示するには、スクリーン(または壁など)からかなり離れる必要がある。ちなみに、最小サイズは50インチである。これは超短焦点プロジェクターではない。
ポートは、数は不明だがHDMI eARC ポートと USB-C ポート、および 3W の内蔵モノラル スピーカーも備えている。
LGはQubeの価格や発売日を発表しておらず、 AirPlay 2やスマート音声コントロールなどの他のLGプロジェクターの機能をサポートするかどうかについても言及していない。基本的な機能以外の機能については後日詳細が明らかになるだろう。
Sources
コメントを残す