Intel 次期Raptor Lake CPU i5-13600Kとi7-13700Kのゲーミングベンチマークがリーク、Alder Lakeと比較して最大14%高速化

masapoco
投稿日 2022年8月1日 16:17
intel core red

これまでにも何度か登場した発売前のIntelの次期Raptor Lake CPUについて、多くの方が気になるであろうゲーミングベンチマークがリークされた。

リークは既に何度か情報を公開している、ExtremePlayer氏によるもので、今回、彼はi7とi5のCPUをゲームでテストしている。

第13世代Raptor Lake CPUは、Efficient(省電力)コアの増加、クロックの向上、電力PL1/PL2レベルの向上が図られる。コア数が増えることで、マルチスレッドアプリでの性能が向上し、第13世代Coreシリーズが特にゲームでの性能を向上させているのは、主に高クロックと高い最大TDPのおかげだ。

i7-13700Kは、最大5.4GHzまでブーストが可能とされる16コアCPUだ。合成テストではQS(Qualification Sample)が最大244Wの電力をブーストし、12700Kより50W程度高い。一方、i5-13600Kは14コア(12600Kより4コア多い)だが、クロックが約300MHz高く、PL2レベルも約30W高くなる。

前回と同様に、レビュアーは 2 つのマザーボードを使用している。ASRock Z690 Steel Legend (DDR5 および DDR4)だ。これらのプラットフォームには、それぞれ DDR5-6400 と DDR4-3600 メモリが搭載されている。さらに、彼は Intel 第 13 世代 Core CPU を 現行モデルであるAlder Lake シリーズ i7-12700KF および i5-12600K と比較している。GPUでは、MSI RTX 3090 Ti GAMING X TRIOを使用している。

ExtremePlayer氏の結果について、@harukaze5719は独自のチャートで見やすくまとめてくれている。以下に転載する。

Core i5-13600K

Core i5-13700K

平均フレームレートはFHDの解像度で7~12%しか向上していないが、最小フレームレートはすべての解像度で確実に向上している。FHDでは11%から14%の改善が見られる。最小FPSについては、同じレビュアーによる13900Kのテストでも同様の向上が見られている。

より多くのデータは、動画ページをご覧頂くか、以下に掲載したリンクよりチャートデータを入手してご覧頂きたい。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • iphone 14 pro pro max
    次の記事

    iPhone 14と iPhone 14 Proではディスプレイパネルのグレードでも差別化がおこなわれる模様

    2022年8月2日 4:10
  • 前の記事

    TSMCの元報道担当者「アメリカCHIPS法」は米国のチップ製造には役に立たないとの見解

    2022年8月1日 14:49
    Samsung Semiconductor Chip Plant Pyeongtaek Campus South Korea

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • TSMC FAB18

    TSMCの3nmノードが急成長、2024年は収益の20%以上を占める可能性

  • what is ai pc

    Intel、「AI PC」の要件は40TOPS以上の性能を持つNPUが必要と述べる、ただしMeteor Lakeはこれを満たさず

  • intel ai pc developer program

    Intel、小規模ソフトウェア開発者のAI PC向けアプリ制作を支援する新プログラムを開始

  • UXL logo

    NVIDIAのAI市場支配からの脱却を目指しGoogle、Intel、Qualcommらが協力

  • us china

    中国、政府機関のコンピュータにIntelとAMDのプロセッサー使用を禁止へ

今読まれている記事