Intelは、次世代Coreシリーズプラットフォームの公開に伴い、6.0GHzのクロック周波数を持つ初のデスクトップCPUを来年に発売することを明らかにした。
Intel、最速のCPUを来年発売へ
Core i9-13900KSと呼ばれる可能性が高い新パーツは、来年発売され、数量限定となる予定だ。KSシリーズのSKUは、あらかじめIntelによって選別されたシリコンを用いたプロセッサーで、最高の電力効率と高クロックでの安定動作を実現する。昨年、IntelはCore i9-12900KSというモデルを発売したが、これはAlder Lake-Sシリーズで最速のSKUで、全コアで5.5GHzを実現する。
6.0GHzというのが、すべてのコアが対象なのか、それとも特定のコアだけが対象なのかは不明だ。しかし、16個の高効率(E)コアではなく、高性能(P)コア(Raptor Cove)のみであることは間違いなさそうだ。
第12世代Core KS Special Editionは739ドルで発売され、希望小売価格はi9-12900Kより150ドルも高かった。13900KSがどれだけ高価になるかは不明だが、決して安くはないだろう。
うわさによると、2023年のCESで明らかになりそうだ。
Intel Raptor Lakeシリーズスペック比較
コア数/スレッド数 | 最大ブーストクロック | L2+L3キャッシュ | TDP (PBP/MTP) | 希望小売価格(米ドル) | |
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Core i9-13900KS ? | 8P+16E/32T | 6.0GHz | 32+36MB | 不明 | 不明 |
Core i9-13900K | 8P+16E/32T | 5.8 GHz | 32+36MB | 125W/253W | 589 USD |
Core i9-13900KF | 8P+16E/32T | 5.8 GHz | 32+36MB | 125W/253W | 564 USD |
Core i7-13700K | 8P+8E/24T | 5.4 GHz | 24+30MB | 125W/253W | 409 USD |
Core i7-13700KF | 8P+8E/24T | 5.4 GHz | 24+30MB | 125W/253W | 384 USD |
Core i5-13600K | 6P+8E/20T | 5.1 GHz | 20+24MB | 125W/181W | 319 USD |
Core i5-13600KF | 6P+8E/20T | 5.1 GHz | 20+24MB | 125W/181W | 294 USD |
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