GoProは、FPVドローン用に設計された54gのカメラ「Hero 10 Black Bones」を発表した。現在、このカメラは米国限定で、399.99ドル(日本のサイトでは64,000円)からとなっている。
GoProが発表した、Hero10シリーズの新しい仲間となる「Hero 10 Black Bones」は、Hero 10 Blackと同じカメラ、CPU、HyperSmoothビデオ安定化、レンズを中心に構築されたHero 10 Black Bonesは、120FPSで4Kまたは60FPSで5.3Kでビデオ撮影が出来る。このデバイスは、First-Person-View(FPV)ドローンの上に乗せられるように設計されたHero 10 Blackの派生版だ。
Hero 10 Blackからの変更点としては、バッテリー、ディスプレイ、スピーカー、防水ハウジングが廃止されている。そのため、Hero 10 Black Bonesの重量はわずか54gで、Hero 10 Blackの150gから大きく減少している。96gの軽量化ということで、ドローンへの重量負荷が軽減されることから、バッテリー持続時間の向上に寄与する物と考えられる。
残念ながら、こちらのデバイスは内蔵バッテリーがないため、FPVドローンのバッテリーに接続する必要がある。GoProによると、Hero 10 Black Bonesは標準のFPV接続用コネクタを備えており、5〜27Vのバッテリーで電力を供給できるという。
現在、GoProはHero 10 Black Bonesの販売を「米国のみ」としており、GoProサブスクリプション加入者には399.98米ドルで販売されている。ただし、同社は ドイツ と 英国、そして日本のWebサイトにも、それぞれ529.99ユーロと479.99ポンド、64,000円でカメラを掲載している。
参考までに、GoProサブスクリプションには、無制限のクラウドバックアップ、自動アップロード、Quikアプリの使用が含まれている。また、GoProは、自社のWebサイトで製品を50%オフにし、「理由を問わないカメラの交換補償」を行っている。
GoProが米国での販売のみ行っている中で、なぜ他の地域のWebサイトにカメラが掲載されているのかは不明だが、今後販売が拡大する可能性があるだろう。
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