Fitbit 火傷の恐れがあるとのことでスマートウォッチをリコール

masapoco
投稿日 2022年3月7日 11:20
Fitbit-ionic-recall

Fitbitは、過熱して人を火傷させるリスクがあるため、フィットネス追跡スマートウォッチの1つをリコールすると発表した。

Alphabet傘下のFitbitは、同社販売の「Fitbit Ionic」に関して、バッテリーの過熱により火傷をする恐れがあるとのことで自主回収することを発表している。

このプログラムにより、デバイスを購入した人に299ドル(およそ34,000円)の払い戻しと交換製品の割引が提供されるとのこと。回収プログラムはこちらから

Fitbit Ionicは2017年から2020年の間に製造されており、その他の製品は今回のリコールの影響は受けないとのこと。

所有するIonicが正常に稼働していても、使用を中止して返金を申し込むようFitbitはユーザーに呼びかけている。

日本語のヘルプページには、自分が所持しているFitbitのスマートウォッチがIonicかどうか確認する方法などのFAQが掲載されている。

米国消費者製品安全委員会(CPSC)によると、Fitbitは、Ionicのバッテリー過熱に関する170件以上の報告を受けており、その中で過熱したバッテリーによる3段階中最も重い3度の火傷が2件、その他の火傷78件の報告を受けている。

3度の火傷は、皮膚を破壊し、下にある組織に損傷を与える可能性のある重度の火傷となり、植皮が必要になるレベルであることから深刻さが分かるだろう。

CPSCは、国際的に40人の火傷を認識していると述べた。

Fitbitは声明の中で、「顧客の安全は常にFitbitの最優先事項であり、十分な注意を払って、FitbitIonicスマートウォッチを自主的にリコールしています」と述べている。。

時計の過熱に関する報告数は「販売台数の0.01%未満」であるとのこと。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • シリコンイメージ
    次の記事

    TSMCの上級副社長によると、チップ不足は更に数年続く可能性

    2022年3月7日 12:16
  • 前の記事

    Dropbox M1Macのネイティブアプリをリリース

    2022年3月7日 8:53
    dropbox image ogp

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • Appleストアに掲げられたAppleのロゴマーク画像

    Apple、米国司法省から“広範”な独占禁止法違反で提訴される

  • apple Watch sensor

    Apple、米国で新たに販売するApple Watchから血液酸素機能を削除へ

  • google logo smartphone

    Google、数百人の従業員を解雇しGoogleアシスタント機能の多くを削除

  • Apple watchOS 10 watch family

    Apple、米国特許紛争でApple Watchの販売禁止延期を勝ち取る

  • Apple Watch S9 hero 230912

    Apple Watch Series 9とUltra 2が米国で販売差し止め、Appleは撤回を求め控訴

今読まれている記事