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AdobeによるFigmaの巨額買収について、EU規制当局が調査へ

欧州の反トラスト法規制当局は、ソフトウェア大手Adobeによるクラウドベースのデザイン・プラットフォームFigma買収提案(評価額200億ドル)について、正式な調査を開始する準備を整えている。Financial Times紙によると、調査は年内に開始される見込みだという。

報道によると、反競争の懸念に関する調査は数ヶ月に及ぶ可能性があり、その結果、買収が中止される可能性もあるという。

英国は先月、MicrosoftとActivision Blizzardの技術提携を阻止した後、この提携に関する最初の調査を開始した。2月、ブリュッセルの規制当局は、欧州の市場規模が非常に小さいとはいえ、EUの正当な理由に従って規制する必要があると述べ、EUは競争を著しく脅かす可能性があるとしてこれに同意した。

米司法省も同じ理由で、この取引に対する訴訟を起こす準備をしている。米司法省は2月にNVIDIAとArmの取引を阻止している。

「Adobeは信頼できる競争相手を買おうとしている」と、この件を直接知る人物はFTに語った。この取引は、Adobeが単にライバルを排除する目的で画策したものであると当局はにらんでいる。

今年に入り、Adobeは、テクノロジー取引に対する世界的な監視が強化される中、買収に関する評価の延長を期待していることを表明した。Shantanu Narayen最高経営責任者(CEO)は、規制当局の介入は新興企業への投資を減らす結果になると強調し、合併を妨げることに注意を促した。

Adobeは、両社は異なる市場で事業を展開していると主張する構えだ。社内調査によると、PhotoshopとFigmaのユーザーは10%しか重なっていないという。つまり、説得力のある論拠を示せば、綿密な調査を回避するチャンスはまだ残されているということだ。

欧州委員会によると、この買収はまだ正式に報告されていない。欧州委員会は、この取引が集中に該当し、欧州連合(EU)に関連するものである場合、欧州委員会に報告するのは関係する企業の責任であると明らかにしている。

Adobeは現在、EU、英国、米国の規制当局と初期的な対話を行っていると述べるとともに、この案件の妥当性に自信を示し、買収を成功させたいと意欲を示した。


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