Elon Musk(イーロン・マスク)氏はTwitterを買収する前、アカウントの永久凍結に反対し、Donald Trump(ドナルド・トランプ)元米大統領のように政治的立場から禁止されたユーザーを復活させると発言していた。だが、Musk氏は全てのアカウントを野放しにするわけではない。アカウントがその人のパロディと明確に表示されず、「なりすまし」であると認識された場合、アカウントを永久に停止するとのことだ。この動きは、複数の認証バッジ取得ユーザーがMusk氏のアカウントになりすましたことを受けてのものだ。
Twitterは、コメディアンのKathy Griffin(キャシー・グリフィン)氏が自身の認証済みTwitterアカウントでMusk氏の名前と画像を使用し、Musk氏になりすましたとして、少なくとも一時的に追放したようだ。また、その他Musk氏になりすました他の認証済みアカウントも、同様に追放されているという。
ただ、この類いのアカウント凍結に関しては、Musk氏の買収以前から、Twitterの規則として、ユーザーは「個人、グループ、組織になりすまし、他人を誤解させたり混乱させたり騙したりしてはならず、またTwitterでのユーザーの経験を混乱させるような方法で偽のIDを使用してはならない」とされていた。パロディ・アカウントは、アカウントとプロフィールの両方にその旨を記載することが義務付けられた。その結果、プロフィールの修正、一時的な停止、永久的な停止が課されたが、実際に永久凍結はあまり事例は確認されていない。
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