Drako Motorsがついに次期ハイパーSUV「Drako Dragon」を公開した。この驚異的な電動SUVは、0-100km加速を実に1.9秒で実現するモンスターSUVとなっている。
とてつもないパワーと巨大スクリーン、ガルウィングドア
29万ドルと言うと、LamborghiniのURUSよりも高額ではあるが、先日発表された、FerrariのPurosangueの40万ドルよりはずっと安いものとなる。
Dragonは、外見と比較すると中身は優雅だ。大人5人(フロント2人、リア3人)と荷物がゆったりと乗れる広々とした室内。パノラミックガラスルーフが、さらに開放感を高めている。本革シートが落ち着いた印象を与え、ダッシュボードは、ドライバー用のデジタルメータークラスター、中央に配置された17.1インチのインフォテイメントタッチスクリーン、両端にあるデジタルサイドビューミラーとして機能する2つの小型モニターと、4つのディスプレイを備えており、未来的だ。
さらに、フロントシートのヘッドレストの裏側にもタッチスクリーンが設置され、インテリア全体に温かみのあるアンビエントライトが配されている。
Dragonでは、カリフォルニアのスタートアップ企業であるDriveOSのアーキテクチャをベースに、クアッドモーターのパワートレインを搭載している。各ホイールにモーターを配置し、全輪駆動とすることで、2,000馬力という驚異的なパワーを生み出している(残念ながら、トルクはまだ未公開だ)。このパワフルなシステムにより、時速0-100kmまで1.9秒という驚異的な加速を実現する。最高時速は320kmを超えるようだ。
さらにこのSUVは、カスタム開発されたバッテリーパックを搭載し、Lucid Airには劣るが、それ以外のEVよりも長い420マイル(675km)の航続距離を実現する。また、最大充電率500kWとなり、わずか10分で10%から80%までの充電が可能だ。
その他のハードウェアの特徴としては、6.4〜12.4インチの間で車高を変更できるアダプティブ・サスペンション。また、フロント10ピストン、リア6ピストンのカーボンセラミックブレーキローターが装備され、驚異的な制動力を発揮する。
既に予約受付は開始されているが、納車は2026年以降になるとのことだ。
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