世界最大のドローンメーカー DJI が新本社「DJI Sky City」をオープン

masapoco
投稿日 2022年9月27日 12:28
DJI Head Offices DJI Sky City in Shenzhen China 0006.jpg

世界最大のドローンメーカー DJI は、中国深センに新本社ビルを正式にオープンしたことを発表した。2つの連結されたタワーは、「DJI Sky City イノベーションハブ」と呼ばれている。

DJIは、空のための創造的なコミュニティを創造するというドローンメーカーのミッションに沿って、新本社であるDJI Sky Cityを公開した。この最先端のイノベーションセンターは、これまでのこの規模の高層ビルでは見られなかった画期的な建築的特徴を備えている。

この2棟のビルは、それぞれ44階と40階建てで、国際的に有名で受賞歴もある建築事務所Foster + Partnersが手がけた。Foster + Partnersは、Appleの本社ビル「Apple Park」の設計でも知られる。中国深センの主要かつ持続可能な新しいランドマークとなることが予定されている。

Foster + Partnersの創設者兼会長であるNorman Foster氏は、「ドローン技術は、空中の可能性の限界を押し広げながら、私たちの周りの世界を体験する方法を変えました。私は10年以上にわたってDJI製品を楽しんで使ってきました。DJIの研究・革新の一大拠点となる深センの新本社建設で、DJIとパートナーシップを組めたことを嬉しく思います。」と述べている。

DJI Sky Cityイノベーションハブは、会社の急成長に伴い、深センのいくつかのビルに分散していたDJIの従業員を統合し、会社名である大疆新創(中国語で「国境のない革新」)を物理的に形にするという目的の建造物を目指しているという。高さ200mのDJI Sky Cityは、DJIが飛行技術のスタートアップからグローバルなイノベーションリーダーへと成長したことを象徴している。

オフィス、研究開発スペースは、巨大なメガトラスに支えられたタワーとタワーの間に配置され、遠くから見ると宙に浮いているように見える構造になっている。この規模の高層ビルで初めて採用された非対称の吊り下げ式鉄骨構造は、柱を必要としない革新的な構造で、建築的に「国境なきイノベーション」を表現する、途切れのないワーキングスペースを実現している。また、深センのスカイラインを背景に、タワーには独特のアイデンティティを与えるV字型のトラス構造を設け、同社の最高レベルの製品開発手法に合わせたドローン飛行試験室が4階建てで設置されている。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • roomba combo j7 plus
    次の記事

    ついにルンバがモップを搭載、新型「Roomba Combo J7+」が海外で発表

    2022年9月27日 17:28
  • 前の記事

    NASAの小惑星衝突実験をGoogleが祝福、検索画面に“ある仕掛け”が仕込まれる

    2022年9月27日 10:40
    Screen Shot 2022 09 26 at 7

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • dji osmo pocket 3 4

    DJI、1インチセンサーと回転大画面スクリーン搭載の「Osmo Pocket 3」を発表

  • dji osmo pocket 3 event

    DJI Osmo Pocket 3がついに登場か?大量の写真のリークにより回転式ディスプレイを備える外観が明らかに

  • dji air 3 leak

    DJI Air 3、現在判明していること

  • Mavic 3 Pro Cine Indoor Shoot 2

    DJI、トリプルカメラシステムドローン「Mavic 3 Pro」及び「Mavic 3 Pro Cine」を発表

  • KV4 976x1000.jpg

    DJI、究極のシネマティックドローン「Inspire 3」を発表

今読まれている記事