本日、DJIはフラッグシップドローンの最新機種である「Mavic 3 Pro」と「Mavic 3 Pro Cine」を発表した。前バージョンの機能はそのままに、カメラレンズの追加、望遠センサーの強化、Apple ProResのサポートなど、多くの機能が追加されている。DJIは、同社がMavic 3とMavic 3 Cineを発表してから1年半後に、これらを置き換える形でのリリースとなる。
前述のように、DJI Mavic 3 ProとMavic 3 Pro Cineはトリプルカメラセットアップを搭載している。このカメラモジュールには、かなりの改良が加えられている。メイン撮影には、前モデルと同じ24mmレンズが搭載されているが、ズーム機能を強化した166mmカメラと並んで、真新しい70mm望遠センサーが搭載されている。
前バージョンと同様に、Hasselbladカメラは、5.1K解像度で50fpsの動画撮影が可能であることに変わりはない。また、同社のDCI 4Kモードと結合した120fpsのスローモー動画も誇っています。カメラについて言えば、最新の3倍センサーは、4Kで60fpsのビデオを記録し、最大48MPの画像をスナップすることが可能だ。望遠レンズは、前モデルのF4.4からF3.4へと明るくなっている。
カメラ以外にも、DJI Mavic 3 Proには、DJI RCコントローラーへのデータ転送速度を高速化する同社のOccuSync O3+テクノロジーが搭載されている。また、FocusTrack機能と連動して撮影を安定させる「インテリジェント」モードなど、スマートな機能も搭載している。
Mavic Pro 3 Cineは、Mavic 3 Proと多かれ少なかれ同じ機能を搭載している。唯一、兄弟機と異なる点は、422 HQ、422、422 LTのApple ProResエンコーディングだ。さらに、1TBの大容量ストレージを搭載している。これは、ProResには助かる機能だろう。
デザイン面では、Mavic 3 Proは前モデルより63g重くなっている。サイズと寸法の点では、Mavic 3 Proは折りたたんだ状態で231.1x98x95.4mm、展開した状態で347.5×290.8×107.7mmとなる。バッテリー駆動時間も、前モデルが46分の飛行時間であったのに対し、Pro 3は43分の飛行が可能と少し短くなっている。なお、この値は、障害物回避技術APAS 5.0を考慮したものではない。また、動画を撮影した場合、飛行時間はさらに短くなる可能性がある。
価格と入手方法については、Mavic 3 ProとMavic 3 Pro Cineの両方が来月発売される予定だ。Pro 3の価格は215,600円となる。また、Fly Moreコンボは352,000円からとなる。RC Pro付属の場合は、471,900円だ。Mavic 3 Pro Cineは、563,420円でPremiumコンボが用意される。
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