DJIは、大型のRS 3およびRS 3 Proジンバルに代わる、よりコンパクトで軽量なDJI RS 3 Miniを発表した。RS 3 Miniは、重量がわずか795gと、1kgを切る軽量ボディにもかかわらず、SONY α7+24-70mm F2.8 GMなど主要カメラブランドの各種ミラーレスカメラとレンズに対応している、一眼レフカメラとミラーレスカメラ用に設計された第3世代のRoninシリーズのスタビライザーの中で最も小さいエントリーモデルとなっている。RS 3 Proの約半分の重量とサイズなので、RS 3 Miniは旅行用のバッグに簡単に入れることができ、力のあるユーザーなら片手で取り扱うことが出来るはずだ。
名前にMiniと付いているが、コンパクトなRS 3 Miniは最大2kgの重量のカメラシステムに対応しているので、片腕で3kgを持ち上げられる人なら、片手だけで扱うことが出来るはずだ。
![DJI RS3 Mini hand](https://texal.jp/wp-content/uploads/2023/01/DJI_RS3_Mini_hand.webp)
DJIは、RF24-70mm F2.8 STMレンズを装着したCANON EOS R5、24-70mm F2.8 GMレンズを装着したSony α7S III、XF 18-55mm F2.8-4レンズを装着した富士X-H2Sなどの対応機種リストをWebサイトで公開している。また、DJIは、RS 3 Miniは、再調整の必要なく、伸びるズームレンズを安定させることができるとのことだ。
![1d6330dff3cfc5c916f2a3759ea7e05d](https://texal.jp/wp-content/uploads/2023/01/1d6330dff3cfc5c916f2a3759ea7e05d.jpg)
RS 3 Miniは、大型のRS 3 Proと同じRS安定化技術を搭載しており、ランニング、ローアングル撮影、フラッシュライトモードでの撮影でも、確実に滑らかな映像が得られるという。デュアルレイヤーのクイックリリースプレートは、追加のアクセサリーを必要とせず、ジンバルの動きを制限することなく、垂直方向の撮影(ソーシャルメディアコンテンツに最適)も可能にしてくれる。
Bluetoothによるワイヤレスシャッターは、RS3 Miniの録画ボタンから操作できる(対応カメラ使用時)。また、1.4インチのフルカラータッチスクリーン、パンフォローや一人称視点などの撮影モード切り替えボタン、対応カメラのフォーカスやISOなどのパラメータを調整するフロントダイヤルが装備されている。最大10時間の運用が可能なバッテリーを搭載し、10W充電器を使用してDJI RS3 Miniを約2.5時間でフル充電できるとのことだ。
![New DJI RS 3 Mini is the perfect travel gimbal for your mirrorless camera 0103.jpg](https://texal.jp/wp-content/uploads/2023/01/New-DJI-RS-3-Mini-is-the-perfect-travel-gimbal-for-your-mirrorless-camera-0103.jpg-1600x1066.webp)
追加機能として、Ronin モバイルアプリは RS 3 Mini と連携し、タイムラプス、トラッキング、パノラマなどの追加機能を提供してくれる。外部ライト、マイク、ブリーフケースハンドルなどのRoninアクセサリーは、RS 3 MiniのNATOポートを介して取り付けることも可能だ。
DJI RS 3 Miniは、現在51,480円(税込み)で販売されている。大型のRS 3(72,600円)やRS 3 Pro(108,900円)と全て同じというわけにはいかないが、カメラジンバルの入門として魅力的なだけでなく、頻繁に旅行する人にとっても魅力的な製品になるだろう。
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