Microsoftは、2023年4月にMicrosoftブランドのマウスやキーボード等の周辺機器の販売から撤退し、今後はSurfaceブランドの一部高級機に専念すると明らかにしていた。特徴的なエルゴノミックキーボードやマウスなど、手頃な価格と機能性にはファンが多く、惜しむ声も少なくなかったが、Incaseが、これらの廃止されたMicrosoftブランドのガジェットを新しいブランドで生まれ変わらせる事を発表した。
すでにコンピューターバッグやその他のアクセサリーを製造・販売しているデザイン主導のIncaseは、Microsoftと「戦略的パートナーシップ」を結び、”Incase Designed by Microsoft”と名付けられた製品ラインを提供することになった。
同社は、Microsoftの30年にわたる「専門知識と革新」の遺産を守りながら、性能とスタイルに焦点を当てたIncaseの製品ラインを提供し、まったく新しいコンピュータ・アクセサリーの販売を開始する。Microsoftはこの部門を完全に切り離すわけではないので、MicrosoftデザインのPC周辺機器のファンは、今年後半にも新しいブランド製品を目にすることになるだろう。
Incaseは、同社のウェブサイトで、”Designed by Microsoft “コンピュータ・アクセサリーの第1弾23製品を公開した。このリストには、様々なスタイルのキーボード、ワイヤレスマウス、ヘッドセット、オーディオドック、ウェブカメラなどが含まれている。価格や発売日などの詳細は未発表だが、発売が決定しているものは以下の通りだ:
- スカルプトエルゴノミックデスクトップ(キーボード、マウス、ナンバーパッド)
- スカルプトコンフォートデスクトップ(キーボード、マウス)
- ワイヤレスコンフォートデスクトップ5050 AES(キーボード、マウス)
- ワイヤレスデスクトップ850(キーボード、マウス)
- ワイヤレスデスクトップ900(キーボード、マウス)
- 有線デスクトップ600(キーボード、マウス)
- スカルプトエルゴノミックキーボード
- エルゴノミクスキーボード
- 有線キーボード 600
- Bluetoothキーボード
- デザイナーコンパクトキーボード
- Bluetoothナンバーパッド
- モバイルマウス1850
- Bluetoothエルゴノミックマウス
- Bluetoothマウス
- スカルプトエルゴノミックマウス
- モバイルマウス
- ワイヤレスヘッドセット
- USBヘッドセット
- モダンUSB-Cヘッドセット
- 最新のUSB-Cスピーカー
- オーディオドック
- 最新のウェブカメラ
Incaseから販売されるこれら新しい周辺機器ラインの目立った違いは、プラスチックのフレームに印刷されたIncaseの葉っぱ型のロゴだけのようだ。同社は、クリエイターやプロフェッショナルなチームに向けて、”良質な”Microsoftアクセサリーを販売し、”良いデザイン”を通じてより良い体験を提供したいと考えているという。
Sources
コメントを残す