Asus Republic of Gamers(ROG)は、同社のフラグシップスマートフォン「ROG Phone 6D」及び「ROG Phone 6D Ultimate」を発表した。
両モデル共に、最新のフラグシップ MediaTek Dimensity 9000+ 5G チップセットを搭載し、最大3.2GHzのクロック周波数を実現し、最大16GBのLPDDR5X RAMと512 GBのストレージを誇るモンスターデバイスとなっている。
Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1プロセッサを搭載したROG Phone 6およびROG Phone 6 Proと比較して、スペックにどの程度差が出てくるのか興味深い。
デザインはどちらも変わらないが、MediaTek 9000+プロセッサを搭載し、全てのメモリがLRDDR5X仕様に変更されメモリ帯域幅の向上と低消費電力化が図られているようだ。
ただし、最大18GBのメモリを搭載するROG Phone 6 Proに対し、ROG Phone 6D Ultimateは最大16GBに制限されるという。
また、ROG Phone 6D Ultimateは、ROG Phone 6 Proとは異なり、本体背面にAeroActive Portalが搭載されており、外部アクティブ冷却ファン「AeroActive Cooler 6」を装着することで、より効率的な冷却が可能となり、ハイパフォーマンスを維持することが可能になるという。
ASUSは、空冷モード、画面リフレッシュレート60Hzで『原神』のベンチマークを60分間行った後、ROG Phone 6Dは36.9℃の温度に留まり、同じモードのROG Phone 6より3.4℃低い結果になったとしている。
ディスプレイ解像度は2448×1080、画面更新レート165Hz、応答速度1ms、タッチサンプリングレート720Hzの6.78インチAMOLEDスクリーン、65W有線急速充電対応の6000mAhバッテリーが搭載される。また、AirTrigger 6は、外付けのアクティブ冷却ファン「AeroActive Cooler 6」アクセサリーと併用することで、20以上のジェスチャーに対応したキーコンフィギュレーションを追加することが可能だ。
また、ROG Phone 6DおよびROG Phone 6D Ultimateは、ゲーム体験をより豊かにする「Kunai 3 Gamepad」などのアクセサリーを用意している。
ROG Phone 6D Ultimate の希望価格は、16GB のメモリと 512GB のストレージ容量を備え、 1,399 ユーロで販売される。これには外部アクティブ冷却ファン AeroActive Cooler 6 が付属する。ROG Phone 6D は、16GB のメモリと 256GB のストレージ容量を備えたアビエーション チタン グレーで、希望価格は 949 ユーロとのことだ。
また、今回ASUSはワーナーと協力し、同じくDimensity 9000+プロセッサーを搭載したROG Phone 6 Batman Editionを発表した。こちらは12GBのメモリと256GBのストレージ容量を採用し、バットマンのエンボス加工を施したハードシェルのスーツケースを採用する。本体、充電器、バットマンの形をした保護ケース、バットマンの形をした SIM カードの針、バットマンの信号投影ランプが同梱され、今年 10 月に発売される予定だ。
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