QualcommのSnapdragon 8 Gen 2がXiaomi 13 Proのエンジニアリングサンプルで動作していることを確認

masapoco
投稿日 2022年9月19日 22:30
Snapdragon 8 Gen 2 2

今後、2022年の年末以降に発売されるAndroidフラグシップスマートフォンでは、Qualcommの次世代フラグシップチップ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載すると見られる。そのうちの1つがXiaomi 13 Proになる可能性が高いが、今回リークされた画像によると、次期SoCがエンジニアリングユニットで動作しているのが確認できる。

Xiaomi Update PhilippinesというTwitterアカウントが、次期フラッグシップのエンジニアリングユニットとする写真を公開した。Xiaomi 13 Proはトップレベルの端末になる可能性が高いため、Snapdragon 8 Gen 2、12GB LPDDRR5 RAMとの組み合わせ、Xiaomiが大幅にカスタマイズしたMIUI 14スキンを実行するなど、フラグシップ級のスペックを搭載することになる。だが、注目すべきはチップセットのクロック周波数だろう。

以前、Snapdragon 8 Gen 2は2種類のチップセットで登場し、最大クロック周波数のバージョンは3.50GHzになる可能性があると報じられたことがあった。今回、上の画像に示されているクロック周波数は3.00GHzと表示されているが、これについては理由がいくつか考えられる。まず、2種類のバージョンのうち遅いバージョンのSnapdragon 8 Gen 2がXiaomi 13 Proでテストされていること、もう一つは、エンジニアリングユニットであるため、Xiaomiがチップセットを様々なクロックスピードでテストしてから、ある閾値を決めているという理由も考えられる。

Snapdragon 8 Gen 2は、Qualcommがこれまでチップセットで採用してきたCPU構成と異なり、「1 + 2 + 2 + 3」コアの構成を取るとされている。そして、今回どのコアが前述の周波数で動作していたのかも不明だ。

これらのコアのいずれかが3.00GHzの周波数で動作する可能性があるが、確かなことは11月に開催されるSnapdragon Summitで明らかになるだろう。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • GTAVI
    次の記事

    流出したGTA6の開発中画面が本物だったことが判明

    2022年9月20日 4:55
  • 前の記事

    ASUS ROG Phone 6D / 6D Ultimateが発表 – バットマンとのコラボモデルも

    2022年9月19日 18:24
    ROG Phone 6D Ultimate with AeroActive Cooler 6 2

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • what is ai pc

    Intel、「AI PC」の要件は40TOPS以上の性能を持つNPUが必要と述べる、ただしMeteor Lakeはこれを満たさず

  • google chrome arm hero

    Google、“遥かに高速な”ArmネイティブなChromeブラウザを正式リリース

  • UXL logo

    NVIDIAのAI市場支配からの脱却を目指しGoogle、Intel、Qualcommらが協力

  • Apple M3 chip series unified memory architecture M3 231030

    Apple M4は2025年第1四半期に登場か?Snapdragon X Eliteに安価な8コアバージョンも登場の噂

  • AMD Ryzen AI

    AMDの次世代モバイルチップ「Strix Point」はSnapdragon X Eliteを大きく上回るAI性能を発揮か?

今読まれている記事