いよいよ、日本では6月7日の深夜から開催される「WWDC 2022」において、発表される可能性が高いとされる、AppleのM2チップを搭載した新型MacBook Airだが、直前になり、iMacのような豊富なカラーバリエーションでは発売はされないのではないかとの情報だ。
Twitter : Mark Gurman氏のツイートから
現在の出ている噂では、2022 MacBook Airは、オフホワイトのベゼルとキーボードを初めとした、完全再設計のデザインになると言われている。
ディスプレイが2021年版MacBook Proと同様にベゼルを薄くしてノッチタイプになっているのか、それとも従来通りのベゼルが太いタイプになるのかはまだ詳しい情報が出て来ないが、それももうすぐ明らかになるはずだ。ただ、以前Ming-Chi Kuo氏が「より多くのカラーバリエーションで展開される」という噂について、今回Mark Gurman氏は否定的な発言をしている。
新しいMacBook Airが「数種類のカラーバリエーション」で登場するという大々的な報道は、おそらく誇張されたものでしょう。今のところ、スペースグレイ、シルバー、ゴールドの3色です。私はこれらの色(新しいゴールドはよりシャンパンぽくなるでしょうが)+私の好きなiMacの色以上を期待しないことにします。
Mark Gurman氏
これに同意し、以前の投稿を修正する形で、Kuo氏は新たなツイートを投稿しており、それによると「これまでの3つのカラーに加えて新色1色が発表される」とのことだ。
加えて、中国のゼロコロナ政策によるロックダウンの影響により一部で製造が停止していたMacの製造を担当するQuantaだが、生産能力がロックダウン前の水準に戻った場合、Appleは今年の第3四半期までに約600万台から700万台の新しいMacBook Airを出荷すると予想している。また、14〜16インチのMacBook Proの既存の出荷台数と比較した場合、新しいMacBook Airの出荷台数が多くなる可能性があるとのことだ。新しいMacBook AirはQuantaとFoxconnの両方が出荷することになっているが、MacBook ProはQuantaのみが出荷している。Appleは現在、閉鎖と部品不足のため、新しいMacBook Proの注文を7月下旬まで保留している。
また、Gurman氏はM2チップを搭載すると見ているが、Kuo氏はM1チップの搭載に留まると見ているなど、お互いに情報が食い違う部分もあり、実際にAppleが正式に発表するまではあくまで噂であると見ておく必要もありそうだ。
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