本日開催された「Wanderlust」イベントで、AppleはiPhone 15シリーズ、Apple Watch Series 9、そしてApple Watch Ultraの第2世代を発表した。事前の噂とは異なり、Apple Watch Ultraには新たなカラーバリエーションが追加されなかったが、基本機能の大幅な強化が行われている。
Apple Watch Ultra 2の際立った特徴のひとつは、アップグレードされたディスプレイで、Apple Watchのラインナップにおける輝度の新たな基準を打ち立てた。3,000ニトの輝度を誇るこのディスプレイは、Apple Watch史上最も明るいディスプレイだ。
Appleはまた、Ultra 2のバッテリー駆動時間の延長にも大きく前進した。スマートウォッチには再び542mAhのバッテリーが搭載されたが、低電力モードでは1回の充電で72時間という驚異的な持続時間を実現している。
そして、Apple Watch Ultraでは新たにApple S9 SiPが搭載されている。これは、iPhone 13、iPhone 14、iPhone 14 Plusに搭載されているA15チップと同じアーキテクチャを採用している。効率的な5nmプロセスで作られているが、最大2倍高速に機械学習のタスクを処理できる新しい4コアNeural Engineも搭載し、新しいダブルタップのジェスチャーやクラウドに接続せずに利用できるデバイス上で完結するSiriコントロールなど、高度な機能を実現している。
Apple Watch Ultra 2はIP6X規格に準拠しており、粉塵に耐え、水深100メートルまたは10気圧までの水中に沈めることができる。また、MIL-STD 810H規格にも適合しており、高度-500mから9000mまで耐えられる堅牢性を備えている。
価格は、128,800円となり、予約は本日から開始。販売は9月22日(金)となっている。
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