本日AMDは、Radeon Software Adrenalin 23.9.1ドライバアップデートにおいて、待望のHYPR-RX機能とAnti-Lag+のサポートを含む2つの主要コンポーネントを追加した。この2つのテクノロジーは、すべてのRDNA 3 GPUでサポートされる。もちろん、最新のGPUであるRadeon RX 7800 XTおよびRadeon RX 7700 XTも対応済だ。
AMD HYPR-RXテクノロジーは、それ単体で動作するものではなく、Radeon Boost、Radeon Anti-Lag+、Radeon Super Resolutionを有効にするドライバー・レベルのスイッチであり、これによりユーザーは必要なときにパフォーマンスを高めることができる。HYPR-RXは、ドライバースイッチを通じてすべてのDX12/DX11タイトルで有効にすることもできるが、この機能は2024年初頭のアップデートでの対応を予定している。
現時点では、Anti-Lag+はすべてのRDNA 3 GPUをサポートし、標準のAnti-Lag技術はRDNA 2以下のGPUをサポートする。
以下は、Anti-Lag+に対応するすべてのタイトルである:
- Apex Legends
- Overwatch 2
- Borderlands 3
- Dying Light 2
- Shadow of the Tomb Raider
- Rise of the Tomb Raider
- バイオハザード4
- Ghostwire: Tokyo
- Fortnite
- The Last of Us: Part 1
- Star Wars Jedi: Survivor
- Forspoken
以下は今回のドライバアップデートとそのハイライトである:
新機能のハイライト
- AMD Radeon Anti-Lag+:RDNA 3ベースのRadeon GPUにおいて、インテリジェントにフレームペースを調整するゲームごとのプロファイリングを導入することで、応答性の高いゲーミングを次のレベルに引き上げる。
- AMD Radeon Boost:AMD Radeon Anti-Lag+をサポートし、マウス感度を認識することで画質を向上させ、一般的に高DPIマウスで見られる動作中の動的な解像度切り替えによる画質への影響を低減する。
- AMD Software: Adrenalin Edition 23.9.1 は、「バイオハザード4 リメイク」および「Ghostwire」向けのAMD Radeon Boostサポートを導入している。
- AMD HYPR-RX:RDNA 3ベースのRadeon GPU向けにAMDソフトウェアの機能を使用してゲームを最適化し、パフォーマンス向上と低レイテンシーを簡単に実現できる新しいドライバー体験を紹介する。
- AMDソフトウェア:Adrenalin Edition 23.9.1では、AMD Radeon Anti-Lag+、Boost、およびRadeon Super Resolutionをインテリジェントに組み合わせる機能を導入し、これらの機能が単独で達成できるよりも優れたパフォーマンスとレイテンシーの低減を実現する。
最新のRadeon Software: Adrenalin Edition 23.9.1ドライバはこちらから
Sources
- AMD Blog: AMD HYPR-RX™ ON!
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