イタリア・ミラノに拠点を置くクリエイティブアプリスタジオであるBending Spoonsは、人気のビデオおよび写真編集アプリ「FiLMic Pro」等を開発していたFilmicの全スタッフを解雇した事がPeta Pixelによって報じられている。同誌によると、Bending Spoonsは昨年7月にFilmicを買収し、9月に発表されていた。
Bending Spoonsは先月レイオフを行ったと噂されていたが、そのレイオフが事実である事が “匿名を希望する関係者”によってPetaPixelに明らかにされたようだ。
LinkedInでは、Filmicの創業者でCEOの Neill Barham氏のプロフィールから、彼が11月に会社を去ったことが明らかになっている。このことから、「大量解雇は会社の上から下まで全員に影響を与えた」ことが確認されたとPetaPixelは述べている。
これと時を同じくして、Bending SpoonsのサイトからはFilmicの痕跡が全て消されていることも明らかになった。どうやらFilMic Proアプリはこの先更新は望めないと思われる。
Bending Spoonsと言えば、Evernoteを買収した事でも知られているが、先月Evernoteは、一度に利用できるノートを50個に制限することで、無料ユーザーに大幅な不自由を強いる全面的な見直しを行っている。また同社は2月、Evernoteのスタッフ129人を解雇している。
こうした兆候をAppleが察していたのかは不明だが、今年のiPhone発表イベントではBlackmagicのiPhone向け動画・写真アプリを用いてAppleによって撮影された事が明らかにされている。
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