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世界のPC市場は、ここ2、3年の大幅な低迷を経て、2024年には回復すると見られている。International Data Corporation(IDC)のWorldwide Quarterly PC Device Trackerによると、第3四半期のPC出荷台数は6,850万台に達した。これは前年同期比で7.2%の減少だが、それでも予想を上回っている。

最新の数字、現在の状況、弱いマクロ経済環境を踏まえ、IDCは通年の出荷台数予測を修正した。2023年の総出荷台数は2022年比で13.8%減少すると予測している。新型コロナウイルス感染症のパンデミック最中であった2022年の出荷台数は前年比16.6%減であった。最も打撃を受けるのは教育分野で、出荷台数は前年比15.4%減となる見込みだ。一方、商業用分野では、今年は前年比12.2%の落ち込みが予想されている。

IDC Mobility and Consumer Device TrackersのリサーチマネージャーであるJay Chou氏は、2023年第4四半期まで8四半期連続で前四半期比減少が続くと予想しているが、2012年第2四半期から2016年第4四半期までの19四半期連続の減少に比べれば微々たるものだと述べた。

とはいえ、市場調査会社のCanalysも回復のCanalysもIDCもPC市場が2024年以降に回復するのは、成長ドライバーの組み合わせによるものだと予想している。

Canalysは、パンデミック期に購入したPCのリフレッシュ需要と、、新たなAI対応デバイスが登場することで、2024年のPC市場は8%の成長に戻ると予想している。

IDCは、早晩リフレッシュが必要となる老朽化した業務用PCのインストールベースの増加を指摘している。これは、Windows 11への移行という差し迫った需要と重なり、2024年は2023年比で約3.4%の成長を遂げるだろう、とIDCは述べている。

IDCもまた、AI PCが大きな成長ドライバーになると予想している。AI機能を搭載したPCは、まず企業市場をターゲットとし、その後、ユースケースが進化し、コストが下がれば、最終的にはより広範な消費者市場に目を向けることになるだろう。Windows 12の登場も、この問題を後押しする可能性がある。

一般消費者市場の継続的な進化も回復に寄与し、2024年はPCにとって極めて重要な年となる可能性がある。


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