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Microsoft、開発者向けプレイス「Dev Home」を正式発表、ReFS Dev Driveでビルド時間を最大30%高速化

Microsoftは、Resilient File System(ReFS)ベースの新たなストレージ・ボリュームである「Dev Drive」を正式に発表した。Microsoftは、新しいReFS VHDストレージボリュームにより、ビルド時間を最大30%改善できるとし、Microsoft Defenderの新しいパフォーマンスモードのおかげで、セキュリティ面も堅牢なようだ。

Microsoftは以下のように述べている:

私たちは、皆さんが何千ものファイルやディレクトリを含むリポジトリをしばしば扱っていることを知り、歴史的に、これはビルドのような重いI/O操作のための課題となっています。

今日、私たちは、パフォーマンスとセキュリティの両方を実現するファイルシステムを備えた、開発者向けの新しいタイプのストレージ・ボリュームであるDev Driveを発表します。

Dev Driveは、Resilient File Systemをベースとしており、Microsoft Defender for Antivirusの新しいパフォーマンスモード機能と組み合わせることで、ファイルI/Oシナリオのビルド時間をファイルシステムで最大30%改善することが可能です。新しいパフォーマンスモードは、フォルダやプロセスの除外よりもワークロードの安全性を高め、セキュリティとパフォーマンスのバランスを取る究極のソリューションを提供します。

Dev Driveと並んで、Microsoftは新しいDev Homeアプリも導入している。

その名が示すように、Microsoftは本質的に、Dev Homeを開発者のためのワンストッププレイス、中心的な場所として売り込もうとしている。新しいDev Drive、WinGetの設定、GitHubのコードスペースといった機能をまとめて提供するものだ。Dev Homeのダッシュボードは以下のような感じだ。

windows dev blog dev home dashboard

Dev Homeアプリのプレビューは、Microsoft Storeからダウンロード出来る。GitHubリポジトリはこちらとなる。一方、Dev Driveはプレビューとして本日から利用可能だ。このリンクからDev Driveを作成することが出来る様になっている。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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