Microsoftは、先のWindowsアップデートにおいて、Windowsのタスクバーから、OpenAIのGPT-4モデルにより駆動するAIチャットボットBingチャットへのアクセスを容易にしていたが、同社はWindowsへのAI統合を更に推し進め、本日「Windows Copilot」を発表し、ユーザーがチャットボットとの対話によりWindow自体を制御出来るような未来を提示した。
チャットボットによるWindowsの制御やテキスト生成などが可能に
新しいWindows Copilotは、「タスクバーの前面と中央部」に目立つように配置され、利用できるようだ。これによりWindowsユーザーは、Windowsの設定を深く掘り下げなくても、チャットボットとの対話により、簡単に見つけて変更できるようになるとのことだ。更に、このツールによって、ユーザーは、例えばクリップボードからコンテンツを要約したり、テキストを作成したりすることもできるようになるという。
Microsoftは、Copilotを、既存のBing/ChatGPTへのゲートウェイと位置づけている。「Bingチャットと同じように、Windows Copilotに簡単なものから複雑なものまで、さまざまな質問をすることができます。キプロスにいる家族に電話をかけたい場合、現地の時刻をすぐに確認して、夜中に家族を起こさないようにすることができます。キプロスにいる家族を訪ねる旅行を計画したいときは、Windows Copilotに頼んで、真冬の休暇に使う航空券と宿泊先を探してもらうことができます」と、Microsoftの最高製品責任者Panos Panay氏は発表のブログ投稿で述べている。
Microsoftは、Copilotを導入する事により、「すべてのユーザーをパワーユーザーにする」事を目的にしていると述べており、併せて同社が提供するBingチャットにおけるサードパーティー製プラグインが利用できるようになった事も発表している。
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