Microsoft Designerは、OpenAIのDALL.E 2を含むジェネレーティブAI機能を搭載した新しいデザインツールとして、2022年10月に初めて発表された。その後、招待制のベータテストを経て、本日、Microsoft Designerがフルパブリックプレビューで誰でもすぐに試してみることが出来る様になっている。
Designerを使う事で、ユーザーがブログ記事、ウェブサイト、デジタルポストカードなど、作成したいプロジェクトの種類をプロンプトに入力するだけで、生成AI機能がそれらのデザインの骨格となる物(そのまま使っても良い)を作成し、後で手動で編集することができるというものだ。Microsoftのブログ記事には、「パブリックプレビュー版にはいくつかの改良が加えられています」と、いくつかの新たな機能について紹介している:
10月以降、AIモデルは着実に改良され、Designerのキャンバスにこれらの強力な機能をより楽しく織り込み、コントロールできるようになりました。さらに、Webブラウジング中にインスピレーションを得るために、DesignerはMicrosoft Edgeのサイドバーからワンクリックでアクセスできます。EdgeにDesignerがシームレスに統合されたことは、この旅の最初の一歩です。私たちは、今後の統合に期待を寄せています。
同社は、Webブラウザ「Edge」のサイドバー機能「Designer」について、より詳しく説明した:
欲しいグラフィックを記述するだけで、瞬時にユニークなデザインを作成することができます。今見ているページを離れたり、ウィンドウを切り替えたり、ブラウザに拡張機能をダウンロードしたりしなくても、創造力が湧いたときにアイデアに着手することができます。EdgeのDesignerを使えば、ワークフローを中断することなく、高品質でユニークなコンテンツを作成することも可能です。
今すぐMicrosoft Designerのサイトにアクセスし、パブリックプレビュー版を確認することが可能だ。また、今後のアップデートで搭載される更なる追加機能にも取り組んでいるとのことだ。
今後追加される機能には、画像の背景を別のものに素早く置き換える方法や、画像全体を埋め尽くすように背景アートを拡張する方法などがあるという。また、Designerでは、画像に新しいコンテンツを追加したり、画像内のコンテンツを消去したりすることも出来るだろう。
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