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Google、近く会話型AI「Bard」を検索に統合へ

GoogleのCEOであるSundar Pichai氏は、The Wall Street Journalのインタビューで、Microsoftが以前から顧客に提供しているBingチャットに対抗するため、Google検索が今後のアップデートで、検索に会話型AIの要素を取り入れ始めることを明らかにした。

WSJとのインタビューでPichai氏は、AIがGoogle検索のユーザーのリクエストに答える能力を超高速化すると述べ、BingチャットやChatGPTといったライバルのチャットボットはGoogle検索にとって脅威にはならないと語ったという。彼はさらにこう言った:

“機会空間は、どちらかといえば、以前よりも大きくなっています。人々はGoogleに質問をし、検索の文脈でLLMと関わることができるようになるのでしょうか?もちろんです。”

この発言は、以前The VergeによりリークされたGoogle内部のミーティングで述べられていた、「Bardは検索とは明確に分けられる」とする方針とは異なる物だ。

最近の別のインタビューで、Pichai氏は、同社の生成AIプロジェクトであるGoogle Bardが、PaLMという新しい大規模言語モデル(LLM)に切り替わるだろうと述べた。GoogleのCEOは、PaLMはより高性能なモデルであり、Bardによれば、LaMDAが質問応答や創作活動に優れているのに対し、コード生成や翻訳などの一部のタスクに優れていることが示されていると述べている。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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