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Microsoft、OfficeサービスにBing AIを搭載。早ければ3月に一般公開の見込み

OpenAIとの提携により、Bing検索サービスやWebブラウザのMicrosoft EdgeにChatGPTの技術を導入することを発表したMicrosoftは、OfficeサービスにもOpenAIの技術を導入することを計画しており、これは早ければ3月にも発表されるようだ。

The Vergeによると、Microsoftは今年3月にOfficeサービスにOpenAIのAIテクノロジーを導入する計画で、Bingで導入された独自のPrometheus言語モデルをベースに、ユーザーのインタラクションに応じてシステムがコンテンツを自動生成するChatGPTのようなインタラクションを搭載しているとのこと。

ちなみに、MicrosoftのEdgeブラウザのBingサイドバー統合により、OfficeのWebアプリ内でPrometheusモデルによる執筆支援機能などはすでに使用することが出来る様になっている。

このサイドバーには、MicrosoftがWordとOutlookのためにテストしている作業の一部を早期にプレビューできるコンポーズタブが含まれている。情報筋によると、MicrosoftはPowerPoint用のグラフやグラフィックスを生成する方法にも取り組んでいる。Bingはすでに基本的なデータの表やグラフを生成することができるが、それらをプレゼンテーション用の視覚的なグラフィックスに変換したり、Excelで使用することは次のステップとなる。

Microsoftは、すでにOfficeのサービスにAIを組み込んでいるが、OpenAIの技術により、例えばOutlookではユーザーが実際に探している手紙を見つけやすくしたり、適切な会議時間を自動的にスケジュールしたり、さらにはユーザーがより迅速にレポートを作成できるようにするなど、ユーザーのニーズをより理解することができるようになると期待される。

また、Googleは、Gmailでより迅速に手紙を作成したり、文書の内容のハイライトを素早く要約する機能など、人工知能機能をGoogle Docsに統合している。なお、Googleはすでに「Bard」というチャットボットを早期にリリースすることを明らかにしており、今後、関連アプリケーションを発表していく予定だ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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