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NVIDIA、Chrome及びEdgeブラウザでの動画再生を高画質化する「RTX Video Super Resolution」を発表 – RTX 3000シリーズ以降で対応

NVIDIAはRTX GPUを使って、AIによって動画をアップスケーリングする技術「RTX Video Super Resolution」を発表した。NVIDIAによると、GeForce RTX 4000および3000シリーズGPUにおいて、来月からRTX Video Super Resolutionが有効になり、ChromeおよびEdgeブラウザで閲覧するあらゆるビデオコンテンツが、AIによるアップスケーリングで、より高画質で楽しめるようになるとのことだ。

RTX Video Super Resolutionは、AIを使用して、ブロック状の圧縮アーティファクトを除去し、ビデオの解像度をアップスケールすることにより、ブラウザで視聴するあらゆるビデオの品質を向上させます。これにより、ビデオのシャープネスと鮮明度が向上し、高解像度ディスプレイでオンラインコンテンツをネイティブの解像度で視聴できるようになります。

これは、Wccftechが指摘するように、Netflixを主にPCで利用しているユーザーには福音となるかも知れない。Netflixはプランによって画質が違うのだが、例えばベーシックプラン(720p出力)で契約しても、このRTX Video Super Resolutionを使ってChromeで視聴すれば、4Kに近い画質で楽しむことが出来る様になる可能性があるからだ。

NVIDIAはその他にも、Studioソフトウェアスイートへのアップデートも公開した。Broadcastアプリは、バージョン1.4で新しいEye ContactとVignette機能が追加される。前者は、人がカメラを見ているように見せることができる機能で、後者は、背景ぼかしと組み合わせることで、クールなボケ味をシミュレートする背景エフェクトだ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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