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Microsoft、「スリープタブ」機能の改善で9月に13.8億個のEdgeタブをスリープさせメモリ消費量削減に貢献と発表

Microsoft Edgeは、人気はないものの、実はオールラウンドに優れたブラウザであり、他のブラウザでは(少なくともサードパーティの拡張機能なしでは)利用できない高度な機能をいくつか備えている。その1つが「スリープタブ」機能だ。この機能は、アクティブでないタブをスリープ状態にして、復元時に再読み込みを行わずにコンピュータのメモリを節約するものだ。Microsoftは、この機能によってメモリ消費がより効率的になり、Edgeがタブをフリーズさせるタイミングを判断する能力が向上したこと、そしてその効果について、より詳しく説明している。

Microsoftは、このリソース節約機能に関する新たな統計情報を公開した。同社は、2022年9月だけでEdgeが13億8000万個のタブをスリープさせた事を報告している。節約されたRAMの正確な量についての詳細は不明だが、Microsoftによると、このスリープタブ機能はEdgeが平均して約83%のメモリを解放するのに役立っているとのことだ。

Microsoft Edgeは、閉じない大量のタブをスリープさせるだけでなく、いつ介入してページを自動的にスリープさせるべきかを判断する能力も向上させているという。Edge 105では、コンピュータがメモリ制限に近づいたときに、ユーザーの同意なしにタブをスリープさせるように変更されている。もちろん、この機能は例外リストに基づいて行動し、ブラウザに不要と指示したWebサイトをスリープさせることはない。スリープタブは、Edgeの設定 > システムとパフォーマンス > パフォーマンスの最適化でカスタマイズすることができる。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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