先日発表されたPixel 7 Proはあと数日で発売となるが、そのコンピューテーショナル フォトグラフィー能力の進化の素晴らしさが分かる作例が、いくつか公開されている。
既に、昨日30倍もの高倍率を誇る“超解像ズーム”についてはご紹介したが、今回は夜景とマクロ撮影についてご紹介しよう。
Pixel 7 Proのマクロフォーカス機能による接写作例
Pixel 7 Proには、超広角カメラにオートフォーカス機能が含まれており、これにより被写体にわずか3cmの距離という極限まで近づき、大きく拡大して撮影できる「マクロ撮影」機能が搭載されている。これを使えば、例えば植物の花粉や水滴まで撮影することが可能だ。以下に作例をいくつかご紹介する。
Pixel 7 Proによる夜景モードでの作例
Pixel 7 / Pixel 7 Proでは、夜景モードにより低照度下でも美しい写真撮影が出来るようになっている。この機能は前世代のPixel 6シリーズでも搭載されていたが、Pixel 7シリーズではこれまでの半分の露出時間で生成出来るようになっているとのことだ。つまり、カメラを構えている時間が減ると言うことで、より失敗が少なくなる。
実際に、通常撮影モードと夜景撮影モードによる比較は以下のようになり、その威力が確認できるだろう。
また、Pixelシリーズではおなじみの「天体撮影モード」も進化している。以下の作例をご覧頂ければ分かるように、これに関してはスマホの域を超えているのではと言うほど美しい星空が撮れるのには驚きと言うほかない。
この天体撮影機能は、スマホを三脚に固定して、長時間露出を行うことで可能になっている。他のスマートフォンでも搭載されている機能ではあるが、ここまで鮮明で美しく、圧倒的な星空撮影が可能なのはいまだPixelシリーズしかないのが現状だ。天体撮影時のミラーレスカメラのサブ機としても十分な性能を備えているのではないだろうか。
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