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Intelが、今後4年間に5つのプロセス世代にまたがるプロセッサ製品を発売するという目標を改めて表明

イスラエルのハイファで開催されたTechTourイベントにおいて、Intelは、2021年から2025年の間に5つのプロセス世代にわたってプロセッサ製品を提供することを改めて確認した。

過去6年間使用されてきた14nmプロセスと比較すると、Intelはプロセス精度を重視しながらも、先端プロセス開発の面で、TSMCやSamsungなど、同業他社に大きく遅れをとっている。Intelは、2022年後半にIntel 4(旧7nm)を導入し、2023年後半にIntel 3(Intel4の改良版パッケージ)に移行、2024年にIntel 20A、2025年に18Aに移行する計画だ。

時期的には、昨年のIntel 7から2025年の18Aまで、5つのプロセス世代にわたってプロセッサ製品を投入することになり、つまり1年に1つの次世代プロセスを投入する非常に野心的な目標を立てている。

Intel 20AおよびIntel 18Aプロセス設計では、RibbonFETトランジスタ・テクノロジーとPowerViaパワーマネジメント・テクノロジーを採用し、より小さなプロセッサーのフットプリントでより多くのトランジスタを収容し、より効率的な電力供給を確保するという。

例えば、2025年前半の実用化を目指す18Aプロセスは、早ければ2024年後半に量産に入る可能性がある。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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