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Snapが自撮りドローン「Pixy」の生産をたった4ヶ月で終了

Snap鳴り物入りで発表した自撮りドローン「Pixy」は、どうやら日本導入を前に姿を消してしまうようだ。

The Wall Street Journalによると、Snapは会社の決定事項に関する質疑応答セッションを行った。その中で、SnapのCEOであるEvan Spiegel氏は、同社が250ドルのドローンの開発を中止することをスタッフに告げた。まだ発売して4か月も満たない新製品を突然開発中止をするというこの驚くべき決断について、Spiegel氏は、会社のリソースの最適化の一部であると説明している。

誰でも使えるドローンを目指して設計されたPixyは、手のひらに収まる親しみやすい自撮りカメラだ。あらかじめ設定された4つの飛行経路をたどりながら、コンテンツを制作することができる。また、Snapchatのアプリと同期することで、撮影したものを簡単に共有することができることも特徴だ。

今回の開発中止は、最近の経済不況による影響が関係していると思われる。しかし、不況の影響を受けているのは同社のみではない。多くの企業で採用の中止や解雇が巻き起こり、最近では技術大手のSamsungは、今後の市場縮小を見込んでスマートフォンの出荷目標を3億台から2億6000万台に再調整したようだ。

Pixyについては、生産を中止はしたが在庫がある限りは手に入れる事が可能とのことなので、もしも欲しい場合は、米国のサイトから個人輸入などする事で入手できるようだ。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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