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ロジクールがテンセントと協力し、2022年に携帯型クラウドゲーム機を発売することを発表

MicrosoftのXbox Cloud Gamingや、NVIDIAのGeForce Nowを初めとしたサービスの普及に伴い、AAAゲームのクラウドゲーミングは徐々に主流になりつつある中、今度はゲームアクセサリーの大手企業がこのビジネスに大々的に参入する予定だ。本日、PCとゲームアクセサリーの老舗メーカーであるLogitech(日本名:ロジクール)は、中国の大手ゲームメーカーTencent Gamesと協力し、独自のクラウドゲーミング携帯端末を発売する計画を発表した。

ロジクールは、この新しいデバイスのために、Tencent Gamesとソフトウェア面で提携すると述べている。また、MicrosoftのXbox Cloud GamingやNVIDIAのGeForce Nowといったクラウドゲーミングサービスとも連携し、数百種類ものハイエンドPCゲームやコンソールゲームをすぐにサポートできるようにするとしている。GoogleのStadiaやAmazonのLunaなど、他のクラウドゲーミングサービスもこのデバイスをサポートする可能性があるが、それに関する具体的な発表はなされていない。

上記2つのクラウドゲーミングサービスと連携すること以外に、この製品について、そのデザイン、ハードウェアスペック、特に価格については全て不明となっている。ロジクールは専用のウェブページを開設し、電子メール登録をすると今後さらなるアップデートを受け取ることができるようにしている。

任天堂のゲーム機「Switch」や、最近ではValve社の「Steam Deck」の人気もあり、ここ数年、ハイエンドなモバイルゲームが盛り上がってきているが、クラウドゲーミングがより成熟してくれば、さらに多くの競合他社が参入してきても不思議ではないだろう。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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