DJIがカメラジンバル「RS 3」及び「RS 3 Pro」をリリース

DJIは先日予告していた製品発表会を6月15日に実施し、ミラーレス及びシネマカメラ用の新しいカメラジンバル、「RS 3」および「RS 3 Pro」をリリースした。加えて、シネマグレードの映像が無線伝送可能となる映像伝送システム「DJI TRANSMISSION」も発表した。

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DJI RS 3

DJI RS 3の重量は1.3 kgで、最大3 kgのカメラペイロードをサポートする。新開発のバッテリーグリップは、最大12時間のバッテリー寿命を実現している。

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RS 3利用シーン(出典:DJI)

RS 3には新しい軸ロックシステムが搭載されており、ユーザーが数秒で起動することが出来る様に再設計された。ジンバルの電源を入れると、軸ロックが自動的に解除され、デバイスが展開され利用可能となる。電源ボタンを1回タップすると、スタビライザーはスリープモードになり、各軸が自動でロックされる。これにより、デバイスの電源オン、収納、移動が以前よりはるかに速く、楽になった。

また、クイックリリースプレートによるポジションメモリーにより、繰り返しバランスを取る必要がなく、ペイロードの最適なバランスで素早くマウントすることが可能だ。さらに、Bluetoothシャッターボタンの追加により、カメラコントロールケーブルを接続することなく、自動接続をサポートしている。

DJIによると、スタビライゼーションアルゴリズムの改善により、RSC 2よりも20%性能が向上しているとのこと。そのため、RS 3はローアングルでの撮影やランニング、移動中の乗り物からの撮影などでも操作しやすくなっている。焦点距離100mmまでのレンズには、SuperSmoothという別のモードが利用可能で、更に効果的な手ぶれ補正の恩恵を受けることが出来る。

さらに、RSC 2と比較して面積比で約80%増の1.8インチ有機ELフルカラータッチスクリーンを搭載し、より使いやすくなっている。

DJI RS 3 Pro

DJI RS 3 Proは、より専門性の高いユーザーを対象とした製品となる。アームはより軽く、より強く、Sony FX6、Canon C70、RED Komodoを含む一般的に使用されるプロ用カメラのためにも対応する。RS 3 Proの重量は1.5 kgで、最大4.5 kgのカメラペイロードをサポートする事が可能だ。

DJI RS 3 Pro touchscreen
RS 3 Proタッチスクリーン(DJI)

スタビライザーは、RS 3の自動軸ロック、Bluetoothシャッターボタン、1.8インチ有機ELタッチスクリーン、ジンバルモードスイッチといった機能は共通だ。それに加えて、Ronin 4Dカメラで採用された、14メートルの屋内エリアに43,200の測距点を投影できるDJI LiDARレンジファインダーに対応している。

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LiDAR レンジファインダー (出典:DJI)

次世代フォーカスモーターは、ワンステップ装着で3倍のトルクを発揮し、キャリブレーションを繰り返すことなくマニュアルレンズでのオートフォーカスを可能にする。さらに、LiDARレンジファインダーにはRonin 4Dと同じDJI開発のチップと30mmカメラを内蔵し、ActiveTrackの演算能力を60倍以上向上させたActiveTrack Proを搭載している。

また、RS 3 Proは、RSA/NATOポート、バッテリーポートを装備し、新型ブリーフケースハンドル、ツイストグリップデュアルハンドル、テザーコントロールハンドルなどの各種アクセサリーに接続でき、多様な撮影が可能になるという。

DJI Transmission

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DJI Transmission(出典:DJI)

DJIの空撮用の映像伝送技術をもとに生まれた DJI Transmission は、映像レシーバー、モニター、コントローラー、レコーダーを組み合わせた一体型ソリューションを提供する。Roninシリーズ製品や DJI Master Wheels との使用を想定して設計されているため、完全に統合された映像伝送が可能となる。

DJI Transmission は、O3 Pro映像伝送技術を採用し、最大伝送距離6 kmの地上伝送を実現。また、終点間の超低遅延伝送も実現している。シームレスな自動周波数ホッピングにも対応し、現地の規制を遵守した、干渉のない伝送チャンネルを利用できるという。

また、従来のモデルと異なり、DJI Transmissionは、高輝度モニターにレシーバー機能が内蔵されているため、携帯性が向上し、効率的にセットアップでき、どんな撮影現場でも素早く撮影を開始できる。モニターにはmicroSDカードスロットが搭載され、1080p/60fps H.264ライブ映像の録画や再生が可能だ。また、同時に動画のタイムコードにアクセスできるため、撮影現場で簡単にプロキシファイルを編集できる。

さらに高輝度遠隔モニターはジャイロセンサーを内蔵しているため、アクセサリーを追加しなくても、単独でモーションコントローラーとして使用でき、Ronin 2やRS 3 Proを制御することができるという。

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この記事を書いた人

TEXAL管理人。学校の授業でMS-DOSを使っていたくらいの年代。Windows95の登場で衝撃を受け、テクノロジー業界に興味を持つ。以来ガジェット・ゲーム情報を追い続けてうん十年。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題も大好き。

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