Adobeは、同社運営のソーシャルネットワーク「Behance」において、ユーザーがPhantomウォレットをBehanceアカウントに接続し、プロファイルでSolana(SOL)非代替トークン(NFT)を紹介できるようになったと発表した。
William Allen : Twitterへの投稿
Phantomは、NFTだけでなく、分散型金融(DeFi)アプリケーションのために構築されたSolanaウォレットだ。マイアミに拠点を置くWeb3インフラプラットフォームであるQuickNodeが、Solana対応を行った。
Behanceのクリエイターは、すでにイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で鋳造されたNFTをプロフィール内に表示することができる。Behanceを率いるAdobeの副社長William Allen氏は、Behanceのユーザーの多くは、エネルギー使用量やガス代の高さへの懸念から、もはやイーサリアムとの関わりを望まないかもしれないとTwitterで説明しており、今回のSolana対応はそれに答える格好だ。
Phantomもその気持ちに賛同し、今回の統合は、アーティストが 「エコで低コストな方法でNFTを試すことができる 」ため、Solanaのクリエイター経済にとって「大きな意味を持つ」とツイートしている。
Behanceは2021年10月、クリエイターが暗号ウォレットとNFTをBehanceのプロフィールに接続できるようにしていた。その際、Adobeは同社の「Content Authenticity Initiative」の一環として、Rarible、OpenSea、KnownOrigin、SuperRare NFTマーケットプレイスとも提携し、出所データを表示してデジタルクリエイターを保護することにしている。Allen氏はTwitterで、NFTアートワークが盗まれることに対抗し、適切なクレジットが与えられるように、Photoshopのコンテンツ認証ツールにSolanaアドレスが追加される予定であることを付け加えている。
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