YouTube ポッドキャスト制作者がビデオ版を製作するために資金提供 最大30万ドル

masapoco
投稿日 2022年3月6日 10:48
Podcast Mic Image

Bloombergによると、YouTubeは、ポッドキャスト配信者やポッドキャスト・ネットワークと頻繁に接触を図り、ポッドキャスト番組のビデオ版を作るよう促すために、最大30万ドル(3,600万円)の「助成金」を提供しているとのことだ。

同社は、個々の番組には5万ドル、ポッドキャスト・ネットワークには20万ドルと30万ドルのオファーを出しているとのこと。この資金は、プロデューサーがエピソードのビデオ版を制作したり、他の種類のビデオを制作したりするのに使われるという。

この動きは、Alphabet傘下のストリーミングサービスであるYouTubeに、より充実した番組をもたらし、ポッドキャストのラインナップを全体的に強化する可能性があります。YouTubeは、このフォーマットにあまり資金を投入することなく、強力なポッドキャスティング・プラットフォームとなった。

アメリカでは既にYouTubeで成功したポッドキャスト配信者が複数存在しているが、コスト的な面から動画サービスにまで手を広げるまでには至っていなかった。その一方で、YouTubeはこの分野への関心の高まりを示唆するような動きもいくつか見せている。昨年秋、YouTubeは長年の幹部であったKai Chukをポッドキャスティングの責任者に任命した。また、以前はYouTube premiumユーザーに限られていた、端末で他のことをしながら視聴を続けることができる機能についても、カナダのユーザーへの課金を停止している。今回の資金提供はそう言ったポッドキャスト配信者が新たなコンテンツを開発するのを手助けする面がある。

ビデオポッドキャストはもちろん新しいものではないが、この将来のコンテンツがYouTubeアプリでどのように表面化されるのか、興味深いところではある。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • Smart Home
    次の記事

    スマートホーム関係の機器は、専用Wi-Fiに分けて繋ぐのがオススメ

    2022年3月6日 21:08
  • 前の記事

    噂のMac mini ProはMac Studioか? M1 Maxの強化版を搭載

    2022年3月6日 8:58
    Mac mini image

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • google logo image

    Googleが非営利団体を対象に2000万ドルの資金を提供し生成AI活用を支援

  • Pixel 8 in Rose.max 936x936.format webp

    Google、方針を転換しPixel 8にもGemini NanoによるオンデバイスAI機能を搭載へ

  • newroom quantum hardware.rendition.intel .web .1920.1080

    量子コンピュータが実用化されるのはいつになるだろうか

  • FireShot Capture 061 Search Labs labs.google.com

    GoogleのAI統合検索がマルウェアサイトにユーザーを導いている

  • UXL logo

    NVIDIAのAI市場支配からの脱却を目指しGoogle、Intel、Qualcommらが協力

今読まれている記事