Twitterが、4月1日に発表したためエイプリルフールネタかと思われてしまった、今度導入予定のツイート「編集ボタン」だが、実際の動作は仕様について、リバースエンジニアリングから明らかになった点がいくつかあるためご紹介する。
エンジニアのJane Manchun Wong氏が、Twitterをリバースエンジニアリングすることで入手した情報によると、「Twitterが今後導入する予定の編集ボタンを使用して、ツイートを編集すると、変更の履歴が残る仕様になっている事が確認出来た」とのことだ。
また、同氏によると「ツイートを編集する機能は、そのツイートのテキストを書き換えるのではなく、テキストを書き換えた新しいツイートを投稿し、編集前の元のツイートを履歴として一緒に表示するというアプローチ方法のようだ」とのことだ。
Manchun Wong氏が指摘するように、ツイートの編集履歴がユーザーにどのように表示されるのか、あるいは全く表示されないのかは不明である。
この、「ツイートの履歴を残す」機能については、以前Twitterが編集機能についてあまり前向きな姿勢を示していなかった時に何度か指摘していた「ツイートがある程度広まった後に大幅に内容を改ざんしてしまい、全く違う内容の物を広めてしまう可能性がある」という懸念に対応できる可能性に繋がるだろう。
ツイートの編集機能について、The VergeがTwitterに問い合わせたところ、「Twitterの消費者プロダクト部門のヘッドであるJay SullivanとTwitter Commsのツイート以外、現時点でツイートの編集機能について共有できる情報はありません」という回答が返ってきたとのことだ。
また、実際の編集機能について、動作がこのようになる様だと、こちらもリバースエンジニアリングから判明した物がNima Owji氏により共有されている。
現在の所、履歴の表示についてはまだ共有されていない。
Twitterは現在、Elon Musk氏による株式の取得や、その後には会社買収の動きがあったりと何かと周囲が騒がしくなってきている。今後もしばらく目が離せない同社である。
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