発売したばかりのNVIDIA製GPUのフラグシップモデル「RTX 4090」は、現行モデルで圧倒的な最高性能を誇るが、その性能がどれ程のものか、描画可能な解像度という観点でテストしたのが、今回ご紹介する動画だ。
Golden Reviewer氏が、人気ゲーム『原神』を“13K”という桁違いの解像度で動作させた動画をアップロードしている。
Golden Reviewer氏のPCスペックは以下の通りだ。
- CPU:Intel Core i7-10700KF
- マザーボード:Asus Prime Z490-P
- RAM:64GB Corsair Vengeance LPX DDR4-3200 RAM
- GPU:MSI GeForce RTX 4090 GAMING X TRIO 24G GPU
- SSD:Samsung SSD 970 EVO Plus 2TB
まず、13K解像度の動画に先立って、同氏は7K解像度で『原神』を動作させた動画を公開していた。
RTX 4090のパワーによって、『原神』を6880 x 2880の解像度で、グラフィック設定を最高品質に設定して実行している。また、秒間フレーム数の制限を解除し、60fps以上で動作するようにしていた。
実際、動作時にフレームレートやハードウェアの状態がどのようにになっているのか分かるように、動画では情報が常時表示されていた。
その後、彼は今回ご紹介する信じられないような高解像度である13K解像度で動作させた動画を公開したわけだ。
元々『原神』自体がそこまでハードウェア要件の高いゲームではないが、それでもこの高解像度はインパクトのあるものだろう。
とはいえ、この解像度は、画質とゲームプレイを完全に破綻させることなく、可能な限り高い設定で行った結果、この解像度で落ち着いたとのことだ。画面解像度は13760×5760で、DLSSのようなAIによるアップスケーリングは行っていない“素の状態”とのことで、もしそのようなサポートを組み込むことができれば、映像品質を維持したままさらに優れたパフォーマンスを発揮することも可能になりそうだ。
動作時のフレームレートは、30fps前後で安定して動作していたとのこと。
Golden Reviewer氏によると、この解像度でスクリーンショットを撮影すると、1画像あたりの容量は、86MBにも上るそうだ。ちなみに、解像度は80MPで保存されたという。ズームインして細かいディテールを確認してみても綺麗な状態だ。
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