テスラが現行車両の半額となる次世代電気自動車プラットフォームの開発に着手

masapoco
投稿日 2022年10月21日 11:01
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電気自動車大手のTesla(テスラ)は、現在最も安価なモデルが、モデル3/Yがおよそ600万円~となっているが、同社CEOのElon Musk(イーロン・マスク)氏によると、この半分の価格になる次世代電気自動車プラットフォームの開発に着手しているとのことだ。

Teslaの現在のベーシックモデルであるモデル3は、元々35,000ドルで販売される予定だったが、インフレなどの様々な要因により、現在は47,000ドルになってしまっている。同社はより市場シェアの拡大を狙って、25,000ドル程度での販売が望めるモデルの製造をかねてより計画していた。この車両については、以前は2023年に販売するとしていたが、計画はその後音沙汰なく、中止の可能性さえ示唆されていた。

だが、Teslaの2022年第3四半期決算発表に続く電話会議の席で、Musk氏はこの計画が未だ続いており、同社のエンジニアリング力を次世代の安価な電気自動車プラットフォームに向けていることを明らかにした。

新車開発チームの主要な焦点であることは明らかです。現時点では、CybertruckとSemiのエンジニアリングは終了しています。ですから、私たちが取り組んでいるのは明らかに次世代車両で、おそらく3およびYプラットフォームの約半分のコストになるはずです。はっきり言って、もっと小さくなります。

Musk氏は、この新しいプラットフォームは、「Teslaの他のすべての車両を合わせたもの」よりも多くの量を生産することを目指していると付け加えている。

もちろん、S、X、3、Y、Cybertruck、Semiから学んだことはすべてそのプラットフォームに取り入れるつもりです。しかし、私たちは2対1の目標を掲げています。また、50%(コスト)という数字を達成しようとしているのです。

これが実現すれば、現在日本において600万円程度となっているTeslaの電気自動車は、次世代車両プラットフォームにおいて、300万円程度という、非常に魅力的な価格で販売される可能性が出てくる。デザインや機能性などを考えると、日本で現在最も多く普及している電気自動車の日産LEAFの強大なライバルとなる事だろう。



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