Tesla、ワイヤレス充電のスタートアップ「Wiferion」を買収

masapoco
投稿日 2023年8月4日 10:23
Tesla Wireless charger hero

Teslaは、ドイツを拠点とするワイヤレス充電のスタートアップWiferionを正式に買収した。

今年初め、Teslaは産業用ロボットや電気自動車向けの誘導充電技術で知られるドイツのワイヤレス充電スタートアップ、Wiferionを、有力な買収先候補であると報じられていた。

それから数ヶ月が経った今、ドイツの複数の出版社が、Wiferionがテスラによる完全買収のオファーを受け入れたことを確認した。

正式な買収額は明らかにされていないが、既報の通り、5,000万ドルから1億ドルになると見られている。

ワイヤレス充電が解決する問題は、主にユーザーの利便性に関わるところだ。車のプラグを差し込む手間を軽減するもので、それ自体は些細な物でもある。だが、Teslaは以前、自動運転技術に対応するため、この作業を自動化すると話していた。クルマが自動運転できるようになれば、人間がプラグを差し込むことなく自分で充電できるようになるのは理にかなっている。そう、まるで掃除を終えたお掃除ロボットが充電ステーションに戻って充電をするように。

長年、Teslaはこのタスクを完了させるために、ワイヤレス充電の代わりに自動ロボットアームを好んで使ってきたが、最近は状況が変わってきている。

今年初め、Teslaは新しいワイヤレス家庭用充電ステーションを予告してた。

今回の買収は、この取り組みを加速させる可能性がある。

Wiferionは2016年に設立され、産業用ロボットや電気自動車向けの誘導充電ソリューションを開発してきた。主に産業用ロボット向けに8,000台以上の充電器を導入していると言われている。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • gpawg superconductivity
    次の記事

    夢の物質は、またも幻に終わるのか?世界の研究者らはLK-99の超伝導性をいまだ確認出来ず

    2023年8月4日 11:30
  • 前の記事

    Googleの「プライバシーサンドボックス」広告機能がAndroidでテスト開始

    2023年8月4日 10:09
    google

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • magsafe charger

    iOS 17.4のアップデートによりiPhone 12がQi2での高速ワイヤレス充電に対応へ

  • openai

    OpenAI、訴訟中のMusk氏が会社の支配かTeslaとの合併を要求していたと発表

  • electric vehicle

    自動車会社は電気自動車の将来に悲観し始めている

  • Apple WWDC22 iOS16 CarPlay 220606

    Appleの自動運転車開発プロジェクトが終了し生成AIに注力へ

  • ethiopia

    エチオピアが内燃機関自動車を禁止する最初の国になる

今読まれている記事