Teslaは、ドイツを拠点とするワイヤレス充電のスタートアップWiferionを正式に買収した。
今年初め、Teslaは産業用ロボットや電気自動車向けの誘導充電技術で知られるドイツのワイヤレス充電スタートアップ、Wiferionを、有力な買収先候補であると報じられていた。
それから数ヶ月が経った今、ドイツの複数の出版社が、Wiferionがテスラによる完全買収のオファーを受け入れたことを確認した。
正式な買収額は明らかにされていないが、既報の通り、5,000万ドルから1億ドルになると見られている。
ワイヤレス充電が解決する問題は、主にユーザーの利便性に関わるところだ。車のプラグを差し込む手間を軽減するもので、それ自体は些細な物でもある。だが、Teslaは以前、自動運転技術に対応するため、この作業を自動化すると話していた。クルマが自動運転できるようになれば、人間がプラグを差し込むことなく自分で充電できるようになるのは理にかなっている。そう、まるで掃除を終えたお掃除ロボットが充電ステーションに戻って充電をするように。
長年、Teslaはこのタスクを完了させるために、ワイヤレス充電の代わりに自動ロボットアームを好んで使ってきたが、最近は状況が変わってきている。
今年初め、Teslaは新しいワイヤレス家庭用充電ステーションを予告してた。
今回の買収は、この取り組みを加速させる可能性がある。
Wiferionは2016年に設立され、産業用ロボットや電気自動車向けの誘導充電ソリューションを開発してきた。主に産業用ロボット向けに8,000台以上の充電器を導入していると言われている。
Source
コメントを残す