Samsungが発表したばかりの最新フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24、Galaxy S24+、Galaxy S24 Ultra」はまだ発売されていないが、搭載チップのExynos 2400については割と肯定的な意見が出ている。だが、このExynos 2400の完全なテストが行われるよりも前であるにも関わらず、既に2025年に登場すると見られるSamsungの次期「Exynos 2500」チップセットについていくつかの情報がリークされている。
Exynos 2500は、多くの国でGalaxy S25に搭載される可能性があり、Samsungにとってここ数年で最も成功したチップセットになるかもしれない。
リーカーの@OreXda氏がXに投稿した内容によると、Exynos 2500はExynos 2400のような10コアCPUを採用するが、Samsungの最先端チップ製造プロセスとArmの次期CPUコアを採用すると主張している。どうやらExynos 2500は、Samsung Foundryの第2世代3nm(3nm GAP/SF3)プロセスを採用した最初のチップになるようだ。このプロセスは、TSMCの3nmプロセスよりも面積と効率が優れていると言われている。Exynos 2500は、3.2GHz以上のクロックのCortex-X5 CPUコアを1つ、2.3GHz以上のクロックのCortex-A720 CPUコアを3つ、Cortex-A720 CPUコアを3つ、Cortex-A530 CPUコアを4つ使用すると伝えられている。
一部の報道によると、Armの次期CPUコアBlackhawk(Cortex-X5)は、シングルコア性能においてAppleの最新カスタムCPUコアを超える性能を示す可能性があると言う。Armはすでに、Blackhawk(Cortex-X5)プライムCPUコア、Chaberton(Cortex-A730)パフォーマンスCPUコア、Hayes(Cortex-A530)電力効率CPUコアを2023年半ばに発表すると予告している。この情報が正しければ、Armの次期CPUコアを搭載したSamsungのExynos 2500チップセットは、10年以上ぶりに性能面でAppleを打ち負かす可能性がある。しかし、効率の面でどのようなパフォーマンスを発揮するかはまだわからない。
Exynos 2500は、AMDのRDNAベースのXlipse 950 GPUを搭載する可能性があり、さらに優れた性能をもたらすと期待されている。
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