Samsung Electoronicsは43インチのゲーミングモニター「Odyssey Neo G7(G70NC)」がグローバル市場で発売されたことを発表した。同社は、このモニターが2023年第1四半期末までにほとんどの国で入手可能になると述べている。
43インチ版のOdyssey Neo G7は、Samsung初の薄型ディスプレイを搭載したミニLEDゲーミングモニターである。43インチのMini-LED VAディスプレイを搭載し、4K解像度、アスペクト比16:10、HDR10+、VESA Display HDR600の認証を取得している。高密度に配置されたMini-LEDバックライトソースのおかげで、印象的なローカルディミングと最大600nitsの高輝度の持続が特徴だ。また、Samsungはこのモニターのスクリーンにマットコーティングを施し、光の反射を抑えている。
43インチのOdyssey Neo G7は高リフレッシュレートである応答速度1msの144Hzパネルを採用し、AMD FreeSync Premium Proに対応している。また、20Wのスピーカを2基搭載した。DisplayPort 1.4端子×1、HDMI 2.1端子×2、USB 3.1 Type-A端子×2、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2なども備える。VESA 200×200マウント、背面にはRGBライティングを搭載している。
加えて、このモニターはTizen OSを搭載している点は珍しいだろう。他社製のゲーミングモニターで本格的なOSを搭載しているものはなく、大きなアドバンテージとなるかもしれない。OSの搭載により。音楽・動画配信の人気アプリをディスプレイ単体ですべてサポートしている。また、「Samsung Game Bar」「Flex Move Screen」「Game Picture Mode」「Samsung Gaming Hub」を搭載している。Game Barは、フレームレート、入力ラグ、HDRおよびVRRモード、アスペクト比、オーディオ出力設定など、ゲームに関する詳細な情報を表示してくれる。Samsung Gaming Hubは、Amazon Luna、Microsoft Xbox Cloud、Nvidia GeForce Nowなどのクラウド・ゲーム・ストリーミング・サービスを提供する。
Samsung Electoronicsのビジュアル・ディスプレイ・ビジネス担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのHoon Chung氏は、「ゲーミング・モニター市場は今後ますます大きくなり、ゲーマーはモニターにさらなる価値を求めるようになっています。私たちは、より良いゲーム体験を提供するだけでなく、新しいスマート機能をスクリーンに再構築し、ゲーマーにテクノロジーとエンターテインメントのオールインワンの場所を提供しています。私たちのイノベーションにより、世界中のゲーマーがゲームに夢中になり、激しい感情体験を高めるビジュアルパフォーマンスを実現することができます。」と、述べている。
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